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Prototype 2024-04-15 (2)

使用したAI NovelAI
「……はじめまして。リーシャ・アリエスよ」

受付嬢のルイゼに紹介された少女は、浮世離れした雰囲気をその身に帯びていた。
明るい栗色の髪をおかっぱに切り揃え、眠たげな目は透きとおるようなアイスブルー。
あまり抑揚のない淡々とした喋り口も相まって、どこか人形めいた近寄りがたさがあった。

光王教会の修道女である彼女には、ある使命が課せられていた。
神がこの世に遺したとされる至宝――すなわち、聖遺物の回収。その支援をするのが、あたし達に対する依頼ということらしい。

多額の依頼料もさることながら、聖遺物が眠るという遺跡は強力なモンスターが数多く潜んでいるとのこと。強さを求めるあたしにとって、これほど願ったり叶ったりな依頼はなかった。
しかし、問題はロミの方である。

彼女が信仰する月の女神と光王教会は浅からぬ因縁があるらしく、顔を合わせるなり喧嘩を始める始末。教会を快く思っていないことは、誰の目にも明らかだった。
しかし、その杞憂は杞憂に終わる。意外なほどあっさり、ロミは依頼を受諾したからだ。戸惑うあたしをよそに、ロミはさっさと話をまとめてしまった。

依頼の詳細について説明を受けた後、あたしはリーシャに一つの疑問をぶつけた。
聖遺物がどんな代物かわからない以上、あたしとロミだけでは見つけようがないのではないか、と。すると、彼女は事もなげにこう言った。

「心配に及ばない。対象の聖遺物は、それ自体が特別な神気を帯びている。聖遺物が放つ気配を感知し、追跡できる者が同行すれば済むこと」
「え、それってまさか……」
「わたしが案内役を務める。あなた達の役目は、わたしを遺跡の最深部まで送り届けること」

呪文

入力なし

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