晴天アポカリプス 旅人の逸話
立場というものもあるだろう。旅人、黄昏梟、越夜隊。同じ目的をもって動いた者達、自己の満足を満たそうとした者、個性というものもあるだろう。
そもそも今の記憶が現実なのか虚構なのかもわからない。
だがそんなことは関係ない。好奇心を満たすことはいずこでも変わらない。
真実に至らずともその一端にたどり着くため。
一連の騒動もすべて仕組まれていたものなのかもしれない。終末事変すらも。
たぶん、大筋は仕組まれていたのだろう。誰が、何を。だがそれを今更問うてもしかたのないことだろう。
すべてが落ち着いたとき、屍は打ち捨てられ、生者は散っていくのだろう。それぞれの記憶を心に秘めて。
Let up live to make memories, mankind!
呪文
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