様子見 ~辻褄合わせの見聞録~ 第47幕
それは友好的な内容であった。
陽子さんと一緒に見ながら数回やり取りをしてその日は終えた。
どうやら向こうは、回線の環境的な問題で一日にできるやり取りに制限があるらしい...。
それから私と陽子さんは定期的にフェンテスの送り主とメールでやり取りするようになった。
「そういえば陽子さん...」
「ん~?」
「レンジさんから今度、映像越しに対話しないか?って返信がありましたよ」
「それって...ビデオ通話のことかな」
「なんでも向こうで、映像をリアルタイムで送信できる準備が整ったとかなんとか...」
「相変わらず思うけど、向こうさんの技術力って凄いね。たった一つのスマホから、もうそこまで辿り着くなんて」
「詳しく知らない私でも凄いってことだけは分かりますもんね」
「...っあ、そうだ! そのビデオ通話する時さ、黒ちゃんも含めて4人で話さない?...全員別々の国、もとい別な世界で生まれた人たちじゃない。だから何かそれぞれにしか分からない事を話し合って、今何が起きてるのかそのヒントが分かるかもしれないし」
「あれ?ボクはそのフェンテスの人と話したことないけど混ざっていいの?」
「大丈夫だと思うよ...多分。後で返信する時に聞いてみるけど」
こうして後日、私たち4人は世界を越えた対話をする事になり。
そしてこの時、本当に核心に迫るとは...誰一人として知る者はいなかった。
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