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反抗作戦 アミガルズ 勇猫隊 一対十の戦い

使用したAI Dalle
「越夜隊と接敵にゃ!隊長」

レーダーには十機の敵戦車

「これは小説によくある主人公の物語かな」

隊長は冷静に分析する

「常に歴史において、大多数が少数に勝ったという歴史もあれば、負けたという歴史もある。つまり、僕らは敵さんに勝機があるとすれば、それは大多数ゆえの安心こそに愉悦こそに見いだせるのを願うばかりだね」

そして、隊長は指示をだす

「一旦後退、姉さん(あね)頼みましたよ」

「了解」

レバーを引いて、急いで転進する

「奴ら、私たちに畏れおののいて逃げやがったかぁ!者共追いかけろ、破壊して壊してやれ!あはは!」

越夜隊の戦車は追いかける

「姉さん、物陰にて待機」

戦車は死角に隠れる
そして、
出てきた戦車を側面より砲撃する
狭い通路であるからか、
一台しか通れないそれに
越夜隊の戦車は立ち往生する。
「くそ、目の前の戦車を破壊して進め」

「あいつら、正気じゃねぇよ!」
「わかってるだろう、彼らはシスターの姿をした獣なんだって」
「だけどよ、そんなのってないよ…」
「人は所詮、自分以外どうでもいいのさ」

隊長はどこか悲しげな顔をしていた。

戦争が獣にするのか、獣だからこそ人は戦争になるのか…

頭のなかは混沌とかす人々に憂いの顔すら見せていた。

「今はとにかく彼らとの戦いが、平穏のためになるのならやらなくちゃね」

彼らは、狭い場所を軸に立ち回る

「通常弾から煙弾に変更」

「わかったにゃ」

猫ガールは煙弾のボタンを押す

辺りが煙に包まれ、視界不良になる。

「見えないぞ!くそぉ!まどろこしいなぁ!」

越夜隊のシスターは苛立っていた。

「レーダーで索敵だ」
「使えません!」
「なに!」

「電波工作も、戦術の基本だよ」

隊長は微笑む
そして、

「敵隊長機を狙って撃て」

「なっなんだとぉぉー!」

爆発する戦車、
彼らは指揮官を失ったことで撤退する

「少数であっても諦めないこと、彼らは結束はあっても、それだけだったようだ」

煙が晴れる、黄昏の光が蒼風を照らす。

「残酷な世界なのに、美しいのは、ずるいよね…」

隊長はしみじみと、言葉にして、
この混沌の世界で今日も生きる。

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