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アウディ「では、本題だ。まずは敵の根城を探り、相手の情勢を探ろうと思う」
山池「相手が西の大陸のどこか分からんとにか?時間がかかっど!」
ルミィア「アウディ、あれを使うのか?」
アウディ「今使わずいつ使う?ルミィア、皆に説明を頼む」

ルミィア「なるほどな♪あい、わかった...先日だが、月美とその一行は古代の魔導船を発掘し持ち帰っておる」
アウディ以外の6人の国王は驚く。古代の魔導船?それはいったい?
ルミィア「マナを動力にし、空を飛ぶ円盤状の船じゃ。現状100%の状態で運用可能じゃ。空から大陸を調べれば陸路より早く根城を叩けるじゃろ」
ドライ「ルミィア様、そんげな古代遺物があっちょったとですね」
ルミィア「敵がどれだけの文明を発掘しているのかは不明じゃが、ともあれ魔導船のキャパからして2日もあれば空からじゃが大陸中を調べつくせよう。何せフル稼働でなくとも1日で地球を一周できるからの♪しかも!『すてるす機能』とやらが魔導探知、レーダー探知に感知されず、更に!視覚認識もされなくなるというオーパーツ技術でな♪逆に相手の魔導探知は可能でソナー探知に赤外線探知、さーもせんさ??だったかの?これは体温等の温度探知まで可能じゃ。それぞれ固有に個別数もカウントできる故に、どの敵がどの数でしかも、かなり精密的に探知できてしまう、ちーと機能搭載じゃぁ!」
嬉々としてすごい早口で流暢かつ聞き取りやすく喋るルミィア。6人の国王はびっくりしながらも、先ほどとは変わり表情が明るくなる。

鮫鬼「根城がわかりゃ、反撃いけるごったね♪へっへっへ!」

武「わかり次第倍返しじゃ!」

時子「自国の兵ばかりか、無辜の九州の民ば人質にするごたる狼藉、天誅ば下さんばいかんばい!」

美沙「ん~♪首謀者ばギタギタにせなんたい!」

ドライ「そんげな夢乗り物があるっちゃね...ふふ♪希望が見えてきたっちゃわ」

山池「敵の王ちゅうやつ、二度と転生できんごつしちょっか!」
アウディ「根城の探索はルミィアと我が国の切り札を使わさせてもらうが良いかい?」
皆頷く。切り札とは、例の小僧こと、執事のことだろう。
ルミィア「アウディ、あの船を動かすには葵がカギとなっておるからの?メカニック及び密偵担当の儂と護衛担当のラーヴィ、船を動かす鍵の葵、あと補佐のエンジニアが数名。最低限メンバー限定で防衛力は削らぬ方がよかろう」
アウディ「そうだったのか...葵も連れて行かなければか」
ルミィア「月美達はうらやましがろうなぁ?」
アウディ「あの子達もそろそろ意思を統一している頃だろう...」
そうして、相手国の根城探索のスケジュール、そして各国からも1名ずつフォロースタッフを動員することになった。

アウディ「皆!絶対に勝とう!そして、民を、そして九州を守り切ろう!」
7人の国王達は固く頷き、敵の動向に備えることに。

アウディ(あとはあの子達次第ではあるが...大丈夫だろう?つーちゃん...)
アウディは娘の事が気がかりではあるが、月美には信頼できる家族が居る。
某所を後にし、各国王はそれぞれの国に戻っていった。

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