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ノーマンズランド

使用したAI Stable Diffusion XL
「今回は調べる事と二大勢力との小競り合いに巻き込まれそうだなぁ」
ここ数日は現存している書物を調べ、回収したデータを睨みつつ、二大勢力が最終的に何を追いかけているのかを確認したかった。出てきたのは『神の繭』という単語だった。
事変による騒乱の最中に宇宙ステーションの一部が落下した。その落下地点がノーマンズランドで、件の残骸物に二大勢力が狙うブツがある。それが『神の繭』と呼ばれるモノで、それ一体何なのかはシェルターの住人にも私にもわからない。まぁ、あの方々が狙ってるのなら人類の命運を左右するモノなのかなぁ。
「お約束なのは圧倒的な力を持つ巨大ロボットか何かが繭という名の入れ物に入ってるとか、かなぁ?」
・・・ベタ過ぎじゃない?
まぁ、見てみたい気もするけど、それはあの方々と接触するって事になる。面倒ごとは避けたい。
それにロボには何度も追われているのでロボと関わるのはお腹いっぱいですよ、えぇ。

先日のデータは主に私たち日本人の生活や慣習などの記録映像や伝承等だった。ピンポイントなのは気になるけど、この記録を遺したのは日本人って事かな?
記録の最後辺りの記述が誤字脱字だらけなのが気になる。慌てて入力した感が滲み出てるというか?
前後の単語や文章から補正っと。さて何が書いてあるのかな。
「・・・もう止められない処まで来てしまっているようだ。今後の人類の行く末を考え、この記録を含むいくつかの叡智をマユに託す事にする。いつの時代も人類の基盤は・・・」
マユ? 人の名前? ダメだわ、データにない。
「あぁもう!危険だってわかっているのに気になる性分な私ってば!」
行くしかないでしょ、ノーマンズランドへ!

呪文

入力なし

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