【愚痴】あなたの悪友に騙され、手マンされてしまう彼女
澪音は、僕のベッドの隅で、小さく膝を抱えてそう呟いた。
目を合わせないまま、震える声で続ける。
「◯◯君(君の悪友)に……
『運動した後って、ちょっと腫れたりするから、確認してあげるよ』って……。
冗談っぽくて……ほんと、軽いノリだと思ったの……。」
指先をぎゅっと握りしめ、唇を噛む。
「でも、気づいたら……スカートの中に手が入ってて……。
タイツの上から、ぐいぐい押し当てられて……。
『ほら、敏感なとこ膨らんできてるよ』って……。」
声が震える。頬が熱くなってるのが、遠目にも分かった。
「やめてって言ったのに……『もうちょっとだけ』って……。
下着の中まで……入ってきて……指、動かされて……
……っ……ちょっとだけ……気持ちよくなっちゃって……。」
顔を覆いながら、涙まじりに、ぽつりと。
「……私……ほんと、最低……。」
そんな彼女の姿を、僕は黙って見ていた。
……胸が痛くて、でも、視線を逸らせなかった。
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