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( ・ิω・ิ)...ストーリー置いて企画で楽しんでました♪
https://www.chichi-pui.com/posts/4493d0bb-8176-493d-a28d-712407724693/
からの続きですorz

着替え終えた月美に連れられ、地下の研究整備室へ行く。
古代の機械技術の礎が残る魔王城の地下。
地下世界は旧人類の生き延びるべきテクノロジーが各地に施されており
今では研究対象としてもだが、再び再生できるように手をかけているエンジニアも多数いた。
福岡もだが、世界各地で、失われたOパーツを再現し、富国を務めているのが、未来の状況でもあった。

月美「こないだ、古戦場跡地から持ち帰った船♪ルミィアとエンジニアのおかげで使用可能にまでできたっちゃ♪」

そこには、以前執事が修行をかねて潜った遺跡の最奥部にあった船だった。
執事「綺麗だな...あの時はこんなマナがあふれるようなフォルムではなかった」
月美「アンタには興味なかったからそう映ったんじゃない?」
たしかに、強くなる以外眼中になかったあの頃の自分ならあり得る話だ。
今はこうして映る理由は何だろう?すこし興味がわいた。

ルミィア「ん?来たか?」
端末を前に、色々と入力をこなしているルミィアが居た。
森の人...エルフとは真逆のことを成す。ハイテクで機械で、とりあえず森とは全く違う分野で嬉々としてデータを取り扱っている。
月美「ルミィア♪ありがと♪どう?首尾は」
ルミィア「正直驚くぞ?文献と違い、この船はグレードが最上級じゃ」
月美「???グレードが最上級?」
ルミィア「月美が調べていた文献は最低グレードの船じゃったが、こやつは最上級。スペックは3倍ある。それに付属コンテンツもかなり豊富じゃ♪」
月美「例えば???」
ルミィア「この船なら1日で地球を3周できる。大気中から水分を吸収し、浄水された水を使用できるし、お風呂炊事も問題なく可能。休息できる部屋もあり、魔導制御で重力をコントロールできるから移動中もストレスないだろう。それにな...」
月美「ごめん、ついていけないけどすごい機能満載ってこと?」
ルミィア「うむ!もっと調べて整備するぞ!」

月美「あはは♪思った以上の掘り出し物かぁ♪」
執事は黙って事を見届けていた。
エンジニア気質のルミィアは嬉々として端末に向かい、主の月美は船を見つめながら微笑んでいる。
何故皆こうもするのか?
それしか頭には浮かばなかった。
月美「あら?どうしたの???なにか不服あるんならおしえてよ?」
執事の表情を察し、月美は聞いてきた。

執事「...死地に向かう事には変わりないんだが...なぜこうまで?」
自分の目的の為に、どれだけの人が携わっている?
大げさではないのか???ことの動きについていけていない執事。
月美「メリットあるからねぇ?ま、今は説明めんどいからしないわよ?」
バッサリ斬られる。腑に落ちないが、この携わりがいずれメリットに変わる?
執事「...メリットになれるのなら構わないが...その...一つ問題がある」
月美「なに?」
執事「禁断の聖域について、場所の特定だ」

ルミィア「超古代の『終焉の図書館』じゃろ?」
作業をしながらルミィアは応える。
執事「先生!?知っているのか?」
ルミィア「まぁな、だっての?終焉の図書館は魔王城最下層付近のとあるポイントの特定の時間に現れる、意味不明な場所じゃからな」
すでにサーチされていた...なぜ?
月美「ま、アタシがサーチしてルミィアと整合とったんやけどね?」
なんだか、すべてお膳立てされていたようだ...
ルミィア「おぬしもそれ目当てで福岡にたどり着いたんだろうがな♪」
少し恥ずかしくなるが、だが...
執事「ありがとう...」
としか言えなかった。
月美「さて、これでアンタをフォローするわよ?それに終焉の図書館か♪今度はそこ目指しましょ♪」
拒否権はなさそうだ...それに、色々と外堀を固められていた事は癪だが
執事(何故だろ??悪い気がしない...なぜ??)
戸惑っていた。

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