『ミッドナイトメア作戦』【ニャンノ世界】
常に一定ではなく、
断続的に…
運命の潮流を知ってるかのように
さながら、笑っていた…
それは水流のごとく美しく…
煌めく太陽であった。
しかし、運命は時に残酷であった…
エルフたちは勝利を確信してしまった
勇者が勝つのだと正義が勝つのだと
王道が勝つのだと信じていた
しかし、黙示録はそれを許さなかった
ミッドナイトメア作戦によって
この絶対的自信は崩壊する
数的優位性にたっていた彼らを
構築していたのは、単なる目的にしか
過ぎなかった…
だが、ネオ越夜隊は違った…
彼らには破壊の先にある願いを
願望を意思を、魂を、侵略者一行に願っていたのだ。
影襲は戯曲を紡ぐ…
数多の存在と対峙してなお
怯まなかったのは
この歌なる歌詞文字足る存在によるものが大きい…確かに…侵略者の数すくなれど…侵略を完遂したその先にある黙示を成すための場所の構築にエルフ国を選んだ。
ネコツ・エイシュウはスタロンの手を握り、微笑む
「この図面が一夜にして、最後まで侵食するのだとしたら面白いね♪」
「えぇ、しかし、まだ油断はできないわ…勝負というものは時の運によって、それに彼らだってやられたらやり返すだろうし、底力に注意しながら進むわよ」
「わかりましたよ♪スタロンさん♪ワタシはアナタのために踊るアクターになりましょう♪狂気なるままに…我が愛しのスタロンさん…」
「えぇ、応援しているわネコツ…フフフ」
エルフ国は闇に呑まれる…
それは多大なる軍による闇ではなく
確固たる意思を有した闇が広がりゆく
まさしく黙示録が示された瞬間であった。
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