ワタシは戦闘型ではないんですぅッ!
図1
???「お前達、お疲れ様。いつもありがとうね。」
少女は円盤型のドローン達に労いの言葉をかける。
???「ヌシ様、ドローンの回収終わりました。ワレワレも撤退しましょう。」
ヌシ様と呼ばれる粗野な男「撤退しましょう♡・・・じゃねえッ!・・・クソがッ!また”M”と”H”の手柄独占じゃねえか。これじゃ、ヤツとの差が開く一方だぜ。分かってんのか?ああ?」
???「あのぅ・・・お言葉ですが、ヌシ様。彼らの活躍はワレワレの情報偵察あっての活躍ですよ?どちらが欠けても作戦に支障が出ます。手柄はワレワレにもありますよ・・・。」
ヌシ様「バッカやろうッ!本部の心証ってのがあんだよ!・・・サッカーで例えるならパスをまわしたやつよりゴールにシュートを決めたヤツの方が圧倒的に印象がいいんだ。試合に勝ってもな。・・・たく、オレはいつまでこんな地味な後方支援しなきゃいけねーんだ。偵察とか物資の補給とかもうウンザリなんだよ、クソが!」
???「・・・しかし、ヌシ様。情報戦を制する陣営が相手より圧倒的にアドバンテージがとれますし、それに古来より物資が不足した陣営は必ずと言っていいほど敗北の憂き目にあっています。ワレワレの活動は地味ですけど大切な役割ですよ?」
ヌシ様「やかましいッ!!!お前みたいな情報処理特化の後方支援型の使い魔をまわされた時からオレの出世街道は閉ざされたんだ。・・・もうヤツとの差は埋まることはねえだろ、お前といる以上はな!・・・クソッ、イライラしやがる。・・・帰ってお仕置きセック〇すんぞ!オナ〇代わりにしかならねえからな、お前はよ!」
???「・・・え?なぜですか?ワタシに何か落ち度がありましたでしょうか・・・?それに、ワタシはエージェント”H”と違って食料の経口摂取で”生気”を賄えます。」
ヌシ様「グダグダうるせえッ!!!オレがシたいだけなんだよッ!・・・それにその小賢しい言い回し、オレを小馬鹿にするのもいいかげんにしろッ!」
???「え?そ、そんな・・・ワタシはそんなつもりは・・・」
図2
数時間後・・・
ヌシ様「おらッ!きもちいいだろッ?!」
グシュッ!ズブッ!グチュッ!
???「あッ、あッ、ああッ!・・・ヌ、ヌシさま・・・もう少し手加減・・・ああッ!!!」
ヌシ様「テメエみたいな生意気な使い魔は身体で分からせるのが一番だぜッ!・・・よし、ヌシ様に口答えする悪い子には特別にケツ穴にもオモチャ突っ込んでやるッ!嬉しいだろ?ええ?」
メリュゥゥゥッ!
???「!?!?ガッ!ああああああァァァァァッ!ら、乱暴すぎますッ!ワタシの霊器が壊れちゃいますぅ・・・あああああああああァァァァッ!」
ヌシ様「そうだ、壊れちまえッ!そうすりゃ本部から新しい使い魔が貰えるだろうよ。今度こそちゃんとした戦闘型のな。それとも、お前が戦闘してくれるのか?ああッ?」
ヌシの常軌を逸した2穴攻撃が更に加速する。
グボッ!グチュッ!グジュルッ!ジュボッ!
???「あああああああァァァァァッ!・・・む、ムリですゥ・・・ああッ、ワ、ワタシは戦闘用に霊器を構成されてないんですぅぅ・・・戦闘型ではないんですゥ・・・いやぁぁぁァァァッ!」
ヌシ様「チッ!クソが。こんなポンコツでよく”バンチョウサラヤシキ”の”オキク”が名乗れたもんだぜ。・・・こんな〇ナホドールがよォッ!」
グチュッ!ズブッ!グチュンッ!
エージェント”K”こと"OKIKU"「ぅぁぁ・・・も、もう・・・ゆるして・・・ぁぁぁ・・・」
作者ひとりごと
拝み屋シリーズに新キャラを追加しました。オキクのキャラの原型はワタシの作品で唯一R18がなかった”K住”のアップグレード版です。
今回のエージェントは怪談番町皿屋敷の”お菊さん”がモチーフになっています。お皿の代わりの索敵ドローンや、原作のお菊さんがお皿を数えることから情報処理が得意そうだなって事で後方支援型という設定にしております。
しばらく”ハナコ”が続いたので新たな風を吹き込もうってことですかね('ω')ノ
それでは今回はこのへんで。
最後まで読んでくれたアナタが大好きです。愛してまーす(/・ω・)/
呪文
入力なし