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ヴァンパイア・ハンター②

使用したAI Stable Diffusion
吸血鬼に支配された街__

吸血鬼の根城を突き止めた少女。
昼の間に街で聞き込みし、吸血鬼の悪行や弱点を聞き出そうとしたが……。
町の人々は口々に、吸血鬼を褒め称えていた。誰も吸血鬼を悪く言う人はいない。
(すでに全員吸血鬼に!?)
警戒する少女には気づかず、街の人たちは吸血鬼の功績を教えてくれた。
これはあるおばちゃんの弁。

「いまの領主様が来る前はね、そりゃあ重税で苦しかったのよ、この街は!
 しょっちゅう異民族が攻めてくるから、みんなピリピリしてたしね。
 でも領主様が来てからすべてがかわったのさ!
 消費税の廃止、所得税の見直し、既得権益の打破という税制改革!
 新たな産業の創出で観光にも力を入れていてね。
 目玉は『ホントに吸血鬼がいる古城ツアー』。
 寝ている領主様の心臓に杭を指すと景品がもらえる仕組みが大ヒットしてね!
 吸血鬼饅頭、吸血鬼ジュース(トマト)、吸血鬼アクリルスタンドとグッズ収入も潤って、街は活気に満ちてるのさ!
 そして異民族は領主様を恐れて攻めてこなくなった。
 こんな素晴らしいことが、あたしの生きてるうちにあるなんてねぇ。神様に感謝だよ!」

そうは言っても、私のような美少女が血を吸われたりしているのではないか? と少女が尋ねると、おばちゃんは教えてくれた。

「任意で血を領主様にお渡しするんだ。200mLと400mLから選択できてね、あたしゃ血の気が多いから400mLさ。領主様が血を飲むときに、病気がある人は教えてもらえるからね。健康管理にも役立つし、血を渡したときは飴ちゃんがもらえるんだよ!」

そして夜……。
吸血鬼の城(ツアーがあるので夜も人の出入りが激しい)を少女は眺めていた。
「これ、退治したら恨まれるやつだ……。私もツアー参加してから帰ろ……」

呪文

入力なし

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