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練習(ご主人様は借金のカタに売られてきた姉妹の妹の心を救ったようです)

使用したAI Anything3
https://www.chichi-pui.com/posts/4e680f1a-8d42-40b1-ad1d-5ea68e164f7d/

から続く妹編の完結。とりあえず、満面の笑みが出せなかったのがorz

前回のお話(18禁)はこちらから

https://www.chichi-pui.com/posts/68d797b7-6e5e-4e81-8ce6-1ff6ac2187fb/

簡易ストーリー

「んっ……んんっ」

 目が覚めた。外はまだちょっと薄暗い。壁時計を確認すると、
いつもはまだ寝ている時間だ。気づいたら裸のままだけどベッド。
ご主人様、いえ、マスター様は……寝ている。
 腰が抜けてるようで動こうとしても動けない。ちょっと苦労して
身体を起こして、私はいつものように手を組み祈る。

(神様なんて居ない……その気持ちは変わらない。けれど、今この
時だけは、マスター様に会わせてくれた事には感謝します)

数日後

「……」
「ご主人様、どうしました?」
「これで良かったのかと、今更ながら思ってるだけだ」
「本当、今更ですね。後悔しているのですか? 手を出したこと」

 メイド長の言葉が痛い。後悔などしていない。ただ。

「ちょっとな、顔を合わせ辛い」
「どれだけしちゃったんですか、本当に」
「聞きたいのか?」
「いえ、今更ですし」

 そう言って意地が悪い顔をしている。ため息をつきながら外を
見ると他のメイドと一緒にイノリが庭を掃除している姿が見えた。
その顔ははっきりとは見えないが、悪くはない雰囲気なのは分かる。

「少しずつですが、明るくなってきているようですよ」
「そうか」

 ならば良い。あの後だが、起きて軽く話した後は朝日が昇る頃に
屋敷に戻り、メイド長に言ってイノリはその日は休ませた。
 それから数日、こちらも忙しかったのもあったが、翌日に時間を
作って会っておくべきだったかと、そこだけは後悔している。

「はぁ……ちゃんと自分のした事の結果を確認してください」
「いや、しかし」
「行きなさい」

 笑顔なのに雰囲気が怒ってる時のそれだ。このままではよろしく
ないかとイノリの下へ向かうと、他のメイドが気を利かせ二人きり
にしてくれる。配慮が効きすぎるのも良くない。

「マスター様」
「どうだ身体の方は?」

 特に他意はない……ないはずのだが、イノリは顔を真っ赤にして
いる。

「だ、大丈夫ですよ、翌日まで少し違和感ありましたけど」
「そ、そうか」

 微妙な空気が流れる。彼女に悪意を少し向けてみる。

「マスター様、ありがとうございます」
「何がだ」
「私は……わたしは……普通の人間です。その事を教えてもらって
 本当に感謝してます」
「礼は要らん。あのままなら……色々と支障は出ただろうしな」

 環境が変わったとはいえ、ここに来たばかりの時のイノリには、
どこかしら影が付き纏っていた。だが、今はそれもない。

「力は消えました。感じなくなっただけかもしれませんけど」
「……」
「一つ謝っておかないといけないことがあります。マスター様と
 メイド長の過去が……その、し、してる時に」
「見えたのか」
「はい、内容はほとんど忘れてしまいしたけど」

 あの時はこちらも心が見えたりしたからな。イノリが自覚をして
ないだけで他にも色々とその手の力があったのだろう。
 気にしないと言えば嘘になるが、覚えてないのは事実だろう。

「なら、俺からも一つ謝っておく」
「マスター様が謝る事……ですか?」
「お前達を助けるのがギリギリになった。本当ならもう少し早く
 動けた可能性もあったんだがな」
「やはりあの時の人は」
「少々強引に連れて行ってもらった。報告書を読んで少し暴れたい
 気分だったしな」
「暴れたいって……でも、どうやって私たちの事を?」
「お前が、何に対し祈っていたのかは分からないが、それが届いた。
 それだけの話さ」
「っ!?」

 イノリは驚いた顔をしている。まぁ、彼女の願いが俺のところに
届いたのは……天の差配ということだろう。

「一つ頼まれて欲しい事がある」
「なんでしょうか」
「お前とトワに礼拝堂での仕事を任命したい」
「礼拝堂のですか?」
「懺悔したい懺悔しないといけないとか、せっかくあるのにきちん
 とした管理者が居ないのは、凄く勿体ないと要望がきている」
「な、なるほど、そうなんですね。でもそれなら外部から」
「間違っても敵対者がここに紛れ込んでも困るし、調査にも時間が
 かかる。その間も、言われるのが火を見るより明らかだ」
「分かりました。姉がどうするかわかりませんが。お受けします」
「助かる。トワにも話は通すが……大丈夫だろう。多分」

 こちらを敵視している部分はあるが、仕事はこなしているからな。

「さて、俺は仕事に戻るとしよう。礼拝堂の仕事の件はまた改めて
 連絡する」
「はい。マスター様、えっと……」
「どうした?」
「これからもよろしくお願いします」
「ああ、よろしく頼む」

 そう告げた彼女の顔は笑顔になって少し見とれてしまった。女性
の笑顔は見慣れているはずだが、若干悔しいな……ふむ。

「どうしました? マスター様」
「今度また呼ぶ。すぐにではないがな。心構えはしておけ」
「っ!! わ、わかりました」

 今度は真っ赤になる。さて、仕事に戻るしよう。



 妹編終わりぃ。ちょっと想像以上に長くなったのよよよよよorz
姉編もちょっとエチエチまで長いというか、避けて通っても良いが
やっぱ書いておかないとすっきりしない自分の性格ぇorz
 シリアスになりすぎない程度が目標。メインはエチエチ絵ぇぇ。

呪文

入力なし

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