異端魔法少女イナミロ 隕石使いの独り言
『異端魔法少女イナミロ』OPテーマ
https://suno.com/song/b98b28f8-fda2-46de-af4e-5036ac1a2f9b
前回の続きです
https://www.chichi-pui.com/posts/39381bda-67a2-4774-a6cc-81f1f93d11b4/
伊波ロロは、忌み字と呼び苛めていた
石ナオを倒し、逃走した彼女のマスター、社長を追うため、企業都市ヴァルバレーへと向かう傍ら、他の魔法少女を倒す旅を続けていた。
全ては数字による因果を壊すために…
「コココ、おもしろくなってきたね、神様たちが死んだら、全ては私のシナリオ通りに動かすだけ」
彼女たちを見つめる狐耳少女、
薄暗い部屋で青白く光るディスプレイから
彼らのドラマをみていた。
さながら、視聴者の如く
一方その頃、
彼女はQMDで召喚したマスター
無花果(いちじく)と一緒に、とある街に来ていた。
「ここに何かあるのか」
無花果は聞くと
「魔法少女の匂いがするからね。壊さなくちゃ」
伊波の瞳の奥は闇と怒りに染まっていた。
笑っていながらも、目は真実を語る。
無花果は、そんな彼女が平穏に暮らせるのが願いだった。
「でも、すべての人が悪いやつとは限らないんじゃないかな」
「そんな人がいたら、私はこうなってはいなかったかもね…でも、いなかった…いないという過去が私を作ったんだ」
「伊波…」
「もう、立ち止まらない、甘えや優しさを捨てなければ、変えられない…」
「伊波、物語の一言では解決できないかもしれない…だけど、今はその思いもきっと変えられる時だってあるんじゃないかな」
「無花果…私ね」
そういいかけた刹那…
「宙へと堕ちて彼らを潰せ…」
「伊波っ!」
「分かってる、私は、殺す殺さないで解決できない闇の中で、少しは無花果の言葉の中にあるものを実践してみる」
伊波ロロは笑顔だった。
晴天の空に堕ちる巨大な隕石に向かって、
「ウイング展開ッ!」
2対の翼を広げ、大地を蹴る
「マジックコード6613」
伊波の剣が数字の羅列に変わる。
禍々しくも美しい剣で落下物をぶったぎる。斬られたそれは霧散し、隕石を放った魔法少女の姿が見える。
「くっ!私はまだ死にたくない!」
紅き星のリボンをつけた少女は
「おばあちゃんとこの街を守るためにも!」
「安心して終わらせるから」
赤い防御壁すらも打ち砕いて、
星の少女は終わりだと思い瞳を閉じる。
涙をこぼしながら…
ーごめんなさい、おばあちゃんー
彼女の術者はおばあちゃんだった。
QMDが普及し、本来はおばあちゃんが
使う予定はなかったのだ。
だが、病気の孫を元気付けたいと思った彼女はQMDと大魔道師わきのりが作り出した呪文を引用して、seedとstepを入力、そして、呼び出されたのが、隕石使いの少女、ステラ・バウアーだった。
ステラを呼び出したおばあちゃんは
「これから、よろしくね」と歓迎した。
「私が怖くないのですか」
「全然、孫が増えたようで嬉しいわ」
「隕石を降らす危ないやつだとしても」
「それでも、呼ばれたからには理由があると思ってるわ」
ステラは涙が出そうになった…
彼女は、農民の出として、魔法少女の中で苛められていた。なぜなら、その能力に起因していた。
「大量破壊する魔法なんて、野蛮ね」
「うっ…」、
彼女は努力した、少しでも、被害を最小限にするために、隕石の構成要素を、対象へと絞ったり、大きく見せての幻影魔法系を取り込んだりと
努力して…だけど、苛めはなくならなかった。むしろ、酷くなるばかり…
彼女は泣いた…いっそ、破壊しようかと思った。だけど、やめた。なぜなら、彼女の他にも、似たような境遇、仕打ちをされても、ただひたすらに、鍛練を続ける人物を見てきたから。
「伊波ロロ…先輩…だ」
だからこそら伊波ロロが町に来て、
破壊するのではないかと思った。
昨今のテレビで流れる魔法少女の事件に、
先輩は関わってるのではないかと…
だから、おばあちゃんを守る。
それが、ステラの戦う理由だった。
忌むべき数字、66、13が刻まれても尚、
死ぬことなく、抗い続ける、人、
目標であり、夢であった。
例え、皆に馬鹿にされようとも
例え、貶され絶望に堕ちようとも
頑張れたのは彼女のおかげだったのだ。
瞳を間近で見て、ステラは覚悟を決めた。
死ぬ覚悟をお別れのメッセージを呪文に残して…
蔑まれていた自分を、喜んでくれた
おばあちゃんに感謝を…
しかし、伊波は峰打ちをする。
気を失うステラ…
隕石は消え、伊波の腕の中で
「無花果、ありがとう、もし、あなたかまいなかったら壊してたかもしれない…」
暴走し崩壊しかけた心の中に、
一筋の光が見えた。
蒼穹に告げる…変革の少女、
神々は彼女を
異端魔法少女 イナミロと呼んだ。
(猫メモ)
今回も、
わきのり様作『puiを溶かすつもりで私を召喚してみせなさい』
https://www.chichi-pui.com/posts/d05d738e-3afb-4e2f-a33d-4fac4434f407/
を引用生成させていただきました。
主題歌を作り、物語も続きら書けるかなと不安でしたが、無事に展開させることができてよかったです。本作の作画担当MIRAGE先生はこの回をもって、終了です。次の作画担当はALTAIR先生となります。アニメ制作会社が変更する感じですね。MIRAGE先生、常設化を待ってます。あるいは、画風が近いAnimagin.XLモデルでの制作もありかなと思いました。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 66
- Scale 13
- Seed 628555857
- Sampler DPM++ 2M SDE Karras
- Strength 0
- Noise 1
- Steps 66
- Scale 13
- Seed 628555857
- Sampler DPM++ 2M SDE Karras
- Strength 0
- Noise 1
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