57 ダークエルフお姉さんとの夜が忘れられなくて
あの夜から俺は彼女を忘れた日なんか無かった。
このような事はおかしい、一夜の過ちだったとは言え、ここまで彼女に執着してしまうとは。
何かがあるに違いない、俺にチャームの魔法を掛けたに違いないと彼女を問い詰める為に何度もあの店に足を運んだ。
だが、ついに会う事は無かった。
しかしどうだ、偶然とは言え街で彼女と出会ってしまった。
思わず路地に連れ込んでしまった……おそらく冷静じゃなかった。
ハッとなり、彼女に非礼を詫びると、彼女は笑った、妖しく艶かしく。
聞きたいことでもあるんじゃないの、と彼女。
俺は、矢継ぎ早に聞く、あの夜の事、チャームの魔法の事……とにかくさまざまな事を。
また、彼女がクスリと笑った。
鼓動が高鳴ったのと同時に逃げられないと悟った。
……。
行為が終わったあと、彼女はポツリと言った。
「私は魔法を使う事が出来ないわ。けれども人の感情なんて魔法に掛けたり掛けられたりするみたいなものよ」
よく理解出来なかったが、俺はこの人から離れたり出来ないのだろう、とそう感じていた。
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