小説『モノガタリブ』【ニャンノ世界】
『モノガタリブ』
チチンプイくんは、モノガタリブに
入部する…なぜ、チチンプイくんは
終末部なのに、モノガタリブに入ったのだろうというのは、GPU学園が仮想せかいであり、あくまでも仮定の話に過ぎないため、という前提のもとで時が進行しているからだ。データ要領がヒートパンクしてしまう時、貴方は何を思うだろうか…
なぞのかいでんぱを受信した。
♪と句読点のみで苦悩していたら、
奇々怪々なドグラマグラにたどり着いたわけで、このモノガタリにもドグラマグラ的要素を込めるとしたら、わけが分からぬし、そもそも、混乱させることを目的として書いてるわけではない…という逃げ道を作るのは辞めた次第である。
「なぁチチンプイくん、君、一緒に踊らないか」
「えっ?TCにエンジン入れるって?」
「ナンチョウ時代かよアハハ」
「いや、これはホクチョウ」
「おっと、お嬢さん、ブルーベリーが見えてますね」
「あっ、何で…」
「ボクたちは実は忍ルマのブルマやってる怪異でして、つまるところ、イケメンでありながら、芯解、つまるところ、僕らは忍ルマのブルマなんです」
「えっ!?そうなんですか」
「はい、ほら、ボクらの名前にクロギヌとシロギクてあるでしょ?これ、実はブルマをモチーフにした混沌なんです」
「混沌メインってうんあ!」
「おい、待ちやがれ、てめぇら」
「ちっ、邪魔が入ったか…、カゲルマ、やっちまえ」
「「ルマルマァ~!」」
影の忍ルマたちが遅いかかる
言語化不可能の領域であり、
だが、彼にとって、
シシヨくんにとって、
この程度の影なんともなかったのだ
「さぁ、食事の時間だ、〈BrokenMemories/壊れた機械手帳〉」
シシヨのスマホから大きな怪物の口が出てきて周囲のものをジワジワと食していく
「ヤツも芯解使い!ちっ、乙女のブルマになれると思ったのにクソ!」
彼らは力量を察してか退散する
「大丈夫かチチンプイ」
「あっありがとうシシヨくん、私、モノガタリブに入ろうとしたら、しかも…女の子になってる!あう、はっ恥ずかしいよぉ」
「おいおい、恥ずかしがるこたぁって、まぁ、確かに…だな」
シシヨくんは♂
チチンプイくんは♀に
なっていた、元々、彼らは
チチプイちゃんとシショちゃんであったのだが、ニャンノ世界を基にした仮想世界で、名前も変化し、性別も変わった
「ニャンノ世界って、ニャンニャンだろうねニャン♪」
「ねぇ、チチンプイ、ふざけてニャイか?」
「もう、それはシシヨくんもでしょ」
「アハハハ!」
互いに笑い微笑みあう…
なれど、倉庫は一杯、一杯
「電脳の倉庫さぁ、ぶっ壊したくならねぇか」
突然、切り替わるスイッチ、なぜなら、此処はニャンノ世界なわけだから、壊れていても当然かと…強烈な個性を、カタルシスにぶつける
「私、ヘンタイだよ」
「知ってるよチチンプイ…」
シシヨくんはチチンプイくんの唇に
顔を近づけ、愛を刻んだ
という恋愛要素を組み込まないと
狂気に呑まれてしまうのだから…
2人は互いにキスをし、平静さを取り戻した。
「可笑しくなってしまうよね、ここってはむ」
舌を絡ませながらも、互いの愛しさを
補いあって、虚空と虚構に満ちた、狂気な世界で線を紡ぎながら歌った。
呪文
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