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猫を膝に抱いて過ごす夜

使用したAI その他
昔 自転車で40分ほどかかる塾まで通っていた高校3年の受験生の頃
塾の近くにあるアパートの入口に猫がいて、彼になぜか膝の上に乗られるほど好かれました。

私も彼を好きになったので、塾の帰りにはアパートに寄って入口の階段に座る。彼が外にいるときは膝の上に乗りに来てゴロゴロと喉を鳴らしだす。30分〜1時間ほどそのまま過ごしたあと、こちらが帰る。
彼はかつお節が好きだったので時々あげることはありましたが、何もなくても彼は寄り添ってくれてとても嬉しかったです。

1年ほどそうした関係を続けましたが大学生に入ると家も遠いので会わなくなり、何年かしてかつお節を持ってアパートに何度か行きましたが、もう彼に会うことは叶いませんでした。
あと一度でいいから会いたかった。
寒くなりだすと、ふと彼のことを膝の上の暖かさとともに思い出します。

呪文

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