彼女は魔法??、
最近は夜も??ない。
闇の魔法使いによって、特定の言葉が
??になる呪いがかけられてしまった。
このままでは、??ない、
命において大切な行動ができないともなると魔法??は焦った。
「どうにか…しないと!」
彼女は冒険に出た。
すると、まず、現れたのは魔法上司だった。
「魔法??さん、私は怒らないわ、だけど、召喚精霊たちは怒ってるのよ!」
かんかんだった!蒸気で煙が吹いてるかの如く!燃えていた!
「魔法上司さん!これには闇の魔法使いが!」
「問答無用!いけ!炎のエレメントよ、ルールを破りしものに業火を!」
「くっ!このわからずや!」
上司とぶつかる魔法??
そこに現れるは魔法王妃だった。
「あなたたち、お辞めなさい!」
「「!?」」
2人は戦闘をやめた…
そして、静寂に戻ると…
王妃は枕を取り出して
「もう??ーす、おやすみなさい」
「ひっひめさま!」
2人は王妃を城まで運んでゆく
手伝いをする。
しかし、魔法王国に仕えていた魔法剣士が
反乱を起こす。
やはり、期待を裏切らない者、魔法剣士だ!
「ふはは!力が漲るぞ!漲るぞ!ふは!ふはは!」
魔法剣士のオーラは尋常じゃなかった。
「魔法??、ここは一時休戦といこうか、今は目の前の邪悪を倒さないと上司として、許せねえんだ!」
「はい!」
2人は魔法剣士とバトルをする。
肝心の魔法軍団は…使えなかった。
力を魔法剣士によって吸われ、
実質、彼らは置物状態、生きる屍と同じくらいだった。見た目が強そうなだけである。
「ふはは!シネシネ!シネー!」
魔法剣士は感情の赴くままに
剣を振るった。
大地は裂け、空は混沌の闇に包まれる。
彼女たちは応戦するも、万物の力を吸収した魔法剣士に及ばず、もうダメかと思われた…
その時!
「みにゃのもの、ワシの力をかしてやろう」
天から降臨せし物体に、
魔法上司が、驚愕する。
「あっあの御方は!魔法猫耳様!」
「猫耳?いたっ!」
「頭を下げなさい、はやく」
「はっはい…」
上司の言われた通りに土下座をする魔法??
恐れるものなど、何もない
魔法剣士は猫耳に剣を向ける。
「フフフ、ハハハ!お前も我の闇の力をもってしてシヌがいい」
刹那、この領域にいるもの全員に、
脳内に物語が浮かぶ。
『魔法おじさんは頼れない』
「お主に対する物語はこれが的確かのう、つ色々、展開させたいが…一言ですまそう…てめぇは世界を脅かす害なのだとよ」
「はっ!ぐっぐわぁぁぁー!」
魔法剣士は魔法猫耳によって、
姿がぐしゃぐしゃになって爆ぜた。
かくして、一連の動乱は収束し…
魔法猫耳が、??病を患ったものたちの
治療にあたる。
魔法??もその1人で、
未だに休めない日々が続いている。
なんとかZzz魔法を
魔法猫耳にかけてもらうが、それでも
1時間ぐらいがやっとだ。
というのも、眠ろうとするものの、
脳内では魔法石100個で当たらない夢、
爆死する夢を見て、はっとなるのだ。
悪夢による目覚め、そして、体からは気持ちの悪い汗がぐしゃぐしゃと…
魔法猫耳の元へいき、相談すると…
「ちょいと、背中を見せてくれんかのう」
言われた通りに背中を見せる魔法??
すると!魔法猫耳は、
フムフムなるほどと言って
「お主、元凶がわかったぞ」
「え?」
「ワシと同じく魔法を志ながら、闇堕ちしてしまった魔法お姉さんがな…」
魔法猫耳は遠い目をして、昔を語る。
「絵本あったじゃろ」
「はい…」
「あれ、ワシのじいちゃんが主人公で、実話なんじゃ」
「え?そうなんですか…」
「今はもういないがな…、人間の君たちにとっては神話にあたるぐらいに遠い話でな…あの頃は共に憧れたものだよ…悪を挫き弱きを助けるそんな魔法おじいちゃんにな…」
だけど、生きとしいける者、嫉妬や絶望が
闇に変えさせ、堕とさせることがある。
「できることなら…彼女をなんとかしたいものじゃ…」
魔法猫耳は耳をシュンとさせる。
悔やんでも悔やみきれない過去を知った…
魔法??は…
「私、魔法??としてなんとかしたいです!」
「!?にゃ!」
顔をあげる魔法猫耳
「お主、奴はとんでもない魔法を秘めてるのじゃぞ!次は存在自体が消滅するやも」
「それでも!私は!戦いたいです!」
瞳を宿したその姿に、魔法猫耳は…
「わかった、お主のために、特別なメカを…召喚する」
「!?」
魔法猫耳はトコトコと歩いて、手をかざす
「スハロボボロハスパスラバラエタスレミオスゴレムムレゴラー!ニャー!」
魔方陣から出てきたのは、
紫のカラーリングをした一機の機体…
「さぁ、ワシがサポートキャラになってやるにゃ!」
魔方猫耳が後方の座席に乗る
何を言ってるかわからない魔法??で
あったが、理解し、コックピットに乗る。
「発進、ゆくぞ!」
ワープ魔法を使って、
やってきたのは黒き城かと思いきや、
メルヘンチックなお城だった。
「あれが、闇の魔法使いの城…」
「あらあら、あなたたち…」
大きなスクリーンで写し出される
のは、魔法お姉さん…
「あら、久しぶりね魔法猫耳さん♪」
どす黒いものを感じる魔法??
瞳の奥は読み取れず、
心の底のどこかに泥のようなものが
渦巻いているのを!
「私は悔しかった…苦しかった…、頭がどうにかなりそうで…いつも、いつも、努力したって届かないあなたの存在に!」
戦いが始まる!
魔法お姉さんは…
城を巨大メカに変形させ、
ビーム砲を撃ちまくる。
「ぐわぁぁぁー!」
「魔法??諦めるな!名前を取り戻すんにゃろう!」
「うん、魔法猫耳さん!私は!絶対に」
存在証明、伏せ字にされた文字を打開する
究極魔法を使う。
それは1人ではできないこと…
けれど、皆となら!
「??マークの皆、力を貸して!」
???マスタースズキ
???ティック山田
???クレイジー猫耳
???ーズ小林
ヤ??
??ばんトイレ
???ボール世代 など
他にも数多の??を背負いし者たちが
力を与える。
「??を打破する力を集め、孤独に苦しむお前を救う!超究極魔法おじいちゃぁぁぁん!」
「これで、私をどうにかできるとでも!無駄ですわ!なっ!許容量オーバーだって!?」
壁が破壊され、??が崩れさる
皆の名前を取り戻した。
ソードマスタースズキ
アクロバティック山田
自転車や石を取り戻したクレイジー猫耳
ヒーローズ小林
ヤクザ
はちばんトイレ
シルバーボール世代
魔法お姉さんは光に包まれる。
「お前の頑張り見てたぞよ」
「おじいちゃん…うっうっ」
夜空に煌めくキラキラした星たちが
名前を取り戻した彼らを
祝福しているようだ。
だが、これで、終わりではない…
生きること、人生はまだまだ続く。
命続く限り、僕らは
これからも戦い続けるのだ…。
To be contained…
魔法少女は眠らない
そして、
彼女、プリマ・ルラは
木漏れ日の中で微笑む
『よか眠れや魔法よ』Song
https://suno.com/song/cfbb1a6a-41b7-4bb4-8134-d29c56cfc793(猫メモ)
ねこなみさくらさん主催の企画
『〇に文字を入れて遊ぶ』
とても楽しかったです。
最終日は、このお題で作っていくうちに
最後だから、例題いっぱい作ろう!
としたら、AI先生が描いてくださったイラストのキャラたちが面白くて物語ができました。
誰かの心に響いてくれたら幸いです。
音楽、イラスト、そして、企画がなければ、本作はできなかったと思います。
なので、感謝の気持ちを忘れず、これからも空想の世界を創っていきたいです!