青デコの嫉妬3 力になりたい...
執事君に会いたいと衛兵に伝えるが不在とのこと...
帰る途中、葵に気づいたミントが声を掛ける。
ミント「葵ちゃん?どうしたの?」
葵「ラーヴィ兄に会いに来たと。居らんみたいやけど...」
しょんぼりしている葵。
ミント「ああ...ラーヴィは今日旦那様と一緒に遠征行っているわ。戻るのは早くて3日後かしら?」
葵「そんなに!...」
3日も会えない...凄く悲しい気持ちになる...
ミント「私もこれから月美様と任務に当たるから...ごめんなさいね」
身近な人達は執事君と一緒に・・・自分が届かない世界で活躍している。
距離感を感じてしまい、焦燥感に苛まれる。
落ち込むのが目に見える葵を気遣いたいミントだが...
月美「ミント?準備できて?」
魔王女がひょっこり現れる。
月美「あら?葵?どうしたのよ...しょぼくれて?」
魔王女も葵の様子が変なのに気づき、声を掛ける。
葵「お姉ちゃん、うちも...手伝いたい」
思わず、葵は魔王女に懇願する。
葵の表情から意を組んだのか、魔王女は厳しい顔つきで答える。
月美「だめよ。貴女は民間人。戦場に来てはいけない」
葵「でも、、、うち雷使える...武術も覚えあるし...」
月美「多少、心得ある程度じゃ足手まといなの。アイツが帰るまではどうか待ってくれないかしら?」
煩わしい訳では無い。魔王女は葵を心配している。
何となくわかる。葵は自分達と執事との明確な距離感に不安を抱いている。
葵「でも...うち...」
しょげ返る葵。ふと優しく微笑み魔王女は語りかける。
月美「葵はあいつにとっても特別な存在よ。私達じゃできない事でアイツの力になれるわよ。大丈夫。今はアイツの帰りを待ってあげてほしい」
葵は静かに頷く。納得はしていないようだが駄々をこねる様子ではない。
月美「ルミィアと一緒に留守番頼んだわよ☆」
そっと葵の頭を撫でる。踵を返し、表情を固める。
瞬時に空気が変わる。そしてミントと一緒に出陣する。
葵(うちに出来ることで?お姉ちゃんやミントちゃんができない事で???)
想像もつかないが、戦場で力になれないのなら自分には何があるのか?
腑に落ちないまま葵は立ち尽くす...
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