『X’masのエピローグ』
皆様ありがとうございます😊
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
TOPAZ「永遠ってあると思うかな?」
そんな彼女の一言に俺は全てを思い出した。そして未来のことを考えた。どことなく何かを期待している彼女に、俺は正しい答えを出せるのか?と自身に対する疑心暗鬼を続けながら、もう少し心の奥底を探ってみた。
人は確かに不老不死までその手にしようとしている昨今、でもその姿や心までずーっと一緒であるわけが無い。彼女が今求める俺への返答と、俺が今考えていることは違っているようでどこか繋がりがあると思う。変わり続けるお互いの感情のさなか、時に理解できて、時にすり合わせて本当に欲しいフィードバックが得られない時でも、やっぱりこの相手がいいってお互いが深いところで繋がってて、だから愛し合ってるって実感してる。
TOPAZ「23:58だよ・・クリスマス終わっちゃうね・・。」
彼女が間を置いてるけど続け様にそう言い放つ。
そして23:59ーーーーー
俺「ちちぷいのクリスマスイベントに間に合った〜。」
TOPAZ「なにそれ、ワタシの言ったこと聞いてたのぉ〜?」
俺はちょっと憤る彼女のぷくっとしたほっぺたをつつき、もう少し考えた。
永遠は生き続ける事だって、それとも一緒にずーっといる事かと思うけど彼女が今欲しいのは、とまった静止画の中にある笑い合ったカップルみたいなものなんだって言うのはわかってる。
でもそこから一歩進んで俺は彼女に切り出した。
俺「永遠は、あったよ。でもそこから抜け出してしまった。ここに来るまでも未来を考えれば凄く嫌な気分はしてたし、今もしてる。」
TOPAZ「ふぅ〜ん、ワタシがいるのに?」
俺「虫や髪の毛の入ったラーメンはイヤな気分するだろ?そんな感じ。」
なんだか思い通りにならなくてそっぽを向いて空を見上げる彼女。これ以上は答えを待たせてられないかな。俺はいつか核心を喋らなくちゃいけないって解ってた。だから応えなきゃいけないんだ、彼女の本当の心に。
俺「その永遠はね、時が止まってたんだ。まるでずぅーっと子供のままでいられるって思ってたんだ。実際そうだったし、一緒に行った女の子もそんな感じがしてた。」
TOPAZ「・・・。」
俺「でも子供が大人になる様に、そこを出る決心がついたのはTOPAZみたいな可愛い子と、その時の永遠とは違う『本物の永遠』をつくらないとダメだってわかったからなんだ。・・・・・TOPAZ、好きだ・・、好きだよ。愛してる、愛してるぞ!!!!!この変わらない素直な気持ちで未来に『本物の永遠』を絶対に作ってみせるからな・・!!」
TOPAZ「・・ワタシもだよ・・!!君と一緒にいつの日か『本物の永遠』に・・・・・。」
心の鍵の番人「まだ、全てを思い出してもらうわけにも、話すわけにもいかないかな・・。ごめんね・・。」
俺・TOPAZ「!!!!!!!意識が・・遠のいて・・・・・・・・。」
俺はあの時のそんな事を考えながら、クリスマスの今日をTOPAZと一緒に過ごした。
かけがえのない、一瞬が積み重ねられた愛おしい時間。いつの日か「本物の永遠」を彼女たちと共にする日を待ち侘びながらーーー。
ーFinー
知らんけどw
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。
イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 70
- Scale 15
- Seed 418777749
- Sampler DPM++ 2M Karras
- Strength
- Noise
- Steps 70
- Scale 15
- Seed 418777749
- Sampler DPM++ 2M Karras
コメント
コメントをするにはログインをする必要があります。