無二(MUNI)
何処でも一緒だ。
1枚目が無二。モニターのある端末だと姿を現すが無い端末では声だけだ。
2枚目はわたし。ゼロ歳かな。修道女の人形はママがこのシェルターにくるときに持って着た。ママはむかし修道院にいたらしい。
3枚目はわたしの部屋。自分の部屋を持てるなんて夢みたいだった。窓の外は地下施設の廊下だ。本当の外を見たのはスクールを卒業してからだった。
4枚目はスクールの8年の頃、好きだった男の子と別れて落ち込んでいたな。無二は普段、ママみたいに細かくて口うるさいけど、このとき慰めてくれた。やはり無二は親友だ。
5枚目は食堂。食糧は豊富とは言えなかったけど子供の頃は気づかなかった。地下から出たことが無いからね。早く地上を旅して回りたかった。
6枚目は初めて地上に出たとき。スクールの授業で習ったけど、初めて見たときは驚いた。人類は本当に滅びかけたんだ。白いアンドロイドの中に無二は居る。シンカロンではない。シンカロンはかなり高価だからね。
汎用人工知能、無二(MUNI)を描いてみました。
呪文
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