くっ……肉、良い(憎いい)
いつも上手い肉をだす
アイツの店で食事をとる。
「うっ…この肉、」
「A5ランクの牛肉だよ」
「A5!?」
なっなによもう、これで私に勝ったつもり!許せない許せないわ!
「ふん、こんなもので、私の舌を満足させられるかしら」
「食べてみて、今回はキミのために拘ったんだ」
焼き肉にして食べた
「うっ…上手いわけないじゃない!ふん、」
いっ一瞬上手いっていいそうになったわ、あぶないあぶない…
「そうか…頑張ったんだけどな…」
彼の落ち込む顔、私が素直になれないのは対抗心があるからだわ
「くっ…憎いいのよ」
「それって美味しいってこと!?」
「はっ?」
「やった!認めてもらえたー!」
彼は落ち込みから一転、晴れやかな笑顔に変わる。
その表情をみて、私は安心するのだった。
「まっあんたの顔みたら、ほっとするわ」
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。