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ダークエルフの吟遊詩人

使用したAI Stable Diffusion
俺は勇者(自称)。
異世界転生したっぽいからまず間違いない。
固有スキルは『創造主』。
自分でイメージしたモノを具現化できるスキル。
そのスキルで勇者っぽい装備を整え、この世界の街を練り歩けば、すぐにパーティ参加を希望する者が集まったんだよ。うん。
まぁ、俺はイケメン(自称)ですから。
ビキニアーマーな野性味溢れる女戦士さん。
ホットパンツな可愛いお尻の女シーフさん。
ドジっ子巨乳で天然な女僧侶さん。
ツンデレで八重歯な女狩人ちゃん。
寡黙でジト目な魔法使いちゃん。
…うん。ハーレムパーティ最高♪
ここから俺のラブラブロマンスな冒険活劇が始まる。
………はずだった。

戦闘経験のない俺はあっさりと見捨てられる。
おかしいな?
戦闘中はちゃんと後ろで『ガンガンいこうぜ♪』って応援してたのに…。
あと、民家の壺とか割ってたら怒られたなぁ…。

そんな訳で異世界の森の中で置き去りにされて現在に至る。
俺はどうやらパーティから追い出されたらしい。
さて、どうしようかね?
俺、まだLv5なんだけど。
この『ちちぷいの森』はその可愛らしい名前とは裏腹に攻略推奨Lv50っぽい。
…うん、詰んだ。
とりあえず精神を落ち着かせる為にスキルでエリクサーを錬成しガブ飲みする。

「おや?ソロの攻略者とは珍しいね」
突然背後から女性の声。
振り返ると浅黒い褐色の肌と白髪のお姉さん。
白髪の間から長く尖った耳。
小脇に黄金に輝く大きな竪琴を抱えていた。
―――ダークエルフだ。
世界によっては嫌われていたり邪悪な存在だったりするけれど、この世界ではどうなんだろう?
……でも、凄く綺麗な人だな。
エリクサーをガブ飲みしながら俺はそう思った。

「エリクサーとは随分と貴重な物を飲んでいるね?」
「ん?これくらい幾つでも出せるけど?」
そう言って彼女の目の前で錬成してみせる。
「…キミも、もしかして『別の世界』から?」
俺はその言葉にドキリとした。

呪文

入力なし

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