断罪の刃
赦しも、救いも、とうに遠ざけた。
けれど、誰かが終わらせなければならない世界だった。
黒きドレスに、罪の色が絡みつく。
赤い刃は、もう戻れないと告げる。
──それでも。
震える指を、必死に隠しながら、
少女は、ただ一歩を踏み出す。
「私は、願ったんだ。誰かを、守りたかっただけなのに──」
かつて交わした祈りは、誰にも届かない。
今、ここにあるのは、断罪だけ。
咲くこともなく散った想いを、
刃に宿して。
──この一閃で、せめて、
あの日の笑顔を、護れますように。
呪文
- Steps 30
- Scale 7.0
- Seed 504067762
- Sampler Euler a
- Strength
- Noise
- Steps 30
- Scale 7.0
- Seed 504067762
- Sampler Euler a
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