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小さな同盟

使用したAI その他
「本当にいいの?」
「いいの! 大丈夫! 私がなんとかするから」
そう言っている彼女はヒノイの少女だ。自分と年齢は変わらない。
彼女はフェンテスで出会った。能力は光学迷彩。それを使ってフェンテスに忍び込んでいた。
それを見破ったのは、自分が開発した’なんでもみやぶるくん’だったのだが。
捕まえたところ、彼女は全てを話した。
偵察任務で潜入していたこと。
ヒノイは声に従いフェンテスに宣戦布告したこと。
情報のやり取りをしたところ、自分たちの戦いは不毛のものではないのかという結論になった。
「なら、私と一緒にヒノイに帰って皆に直接言おう!」
「はぁ!?」
「ほらほら、行くよ!」
「ええ、ちょっと……」
困惑している間に、自分の視界は幻想的な光に包まれ、気づけば、知らない景色。
「ヒノイにようこそ!」
フェンテスが発展する以前の町並みがそこにはあった。記録媒体でしかみたことがないけど。
「学園から少し離れちゃったけど、すぐだよ! 行こ!」
「ちょっと、君の能力って光学迷彩じゃ……」
「それも、使えるの!」
彼女は全てを話したわけではないらしい。もしや、けっこう頭が回るのでは、
「じゃあ、パパに会いに行こう!」
「は……なんで、君のお父さんに……」
「私のお父さん、学園長で、発言力はなかなかあるから!」
自分はとんでもない人間と会ってしまったのではないか。
後悔はもう遅い。
戦いを終わらせることができれば、兵器開発に借り出された自分の両親を取り戻すことがきるのだから。

呪文

入力なし

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