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人には言えない秘密を持つ女子校生(1)

使用したAI TrinArt
学校の帰り、いつも通らない閑静な住宅街の人気のない路地で…。

「〇〇先輩じゃないっすか?…こんな所でどうしたんっすか?先輩」
自分の名前を急に呼ばれ少女は少し驚いたのだが、相手の後輩はそれに気づいていない様子で少しホッとしつつ返事を返す。
「〇〇君?ううん…何でもないの」
「えぇ…でも、先輩の家って…方向逆じゃないです?」
少女の鼓動が大きく一つ波打つ。後輩の言う通り、ここは自分の家から学校までの通学路ではない別な場所だからだ。
「でも、そう言う〇〇君も逆じゃないっけ?」
なんとか表面的には笑顔を取り繕っているのだろうか…この後輩に気づかれないで欲しいと願いつつ、状況を変えるために質問を返してみると、意外と素直に相手は答える。
「そうなんすよ…今日、新作ゲームの発売日で。すぐそこの〇〇電気で買ってきたんですよ」
「そうなんだ。私は、ちょっと人と会うのに約束の時間より早く着ちゃって…。中学の同級生に会うの」
咄嗟に嘘を言う。本来の目的が判明してしまうのは拙いからなのだが、目の前の後輩に嘘をつく罪悪感が彼女をジワリと支配する。
「そっかぁ…一緒に帰れるかなって思ったんだけどなぁ…残念!」
「…うん。また明日にでも…一緒に帰ろ?」
今日、これからは拙すぎる…そんな意味も込めてはいるが、目の前の男子はそれには気づいていない。
「本当ですか!?なら、今日は大人しく帰ってゲームします。あ、後でLINEしますね?」
「うん、わかった。じゃあね」
笑顔で手を振りながら男子をその場で見送る。少し先の角でその姿が消えると、少し大きめの息が漏れる。
「…ふう…危なかった。こんな所でも知ってる誰かに会っちゃうのなら、待ち合わせ場所変えて貰わないと」
少し俯きつつ独り言を言ってしまう。
そこに、別な方向から人影が現れて…。

(と言う設定。続くかはまだ不明です)

呪文

入力なし

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