その1(18禁)
https://www.chichi-pui.com/posts/0329c813-9c33-48d5-b106-e5bb4edb903b/簡易ストーリーはその1を読んでいること前提です。冒頭の設定は
半分くらい流し読みで結構結構。ただ、頭に少し入れておくと、
良いのかもしれない()
そんなものはどうでも良い。エロじゃエロを出せと言う方は、裏へ
直行だZO
裏(18禁)
https://www.chichi-pui.com/posts/820977d2-7d3b-4fa4-8398-7762ac410184/画像は理事長代理の3人と今回の(悪戯エロ被害者担当の)生徒会長。
登場人物紹介
主人公(30後半)
エロ担当() シリアス? この作品にそんなものはほぼ存在しない。
細かい設定は考えてたが、ええい、面倒だ() あれこれ無駄に精通
しているとだけ。学校の理事長は異母兄弟。
理事長(30半ば)
祖父が建て、数年前までは父親が理事長をしていた学校の現理事長。
作中において主人公を除いての唯一の男だが、普段は不在なことが
多いため理事長代理を勤める女性3名が交代で理事長室にいる。
先任の養護教諭(保険室の先生の正式名称)が不祥事を起こした際に、
異母兄弟である主人公に白羽の矢を立てた人物であり、彼が数年
かけて周囲の信頼を得た際、あれこれと希望した物や設備を用意を
した人物。
あちこちに顔が利く。気持ち良く仕事をした上で、何かあっても、
最終的に問題を表面化させないなら好きにやって良いと主人公に
告げている(保健室で悪戯エロができるのはそのため)
妻が最低でも3人はいるらしいが真相は不明。
理事長代理(年齢不詳)
女性。理事長代理で学校にいるが何故かメイド服を着ていることが
多い。シスターの恰好をした2人が代理で居ることもある。
姫君
次女 名前 サラ
その1での体調不良で保健室に来て結果的に寝たところを悪戯され
ちゃった子。あの後、相談と称して保健室に来ることが多くなった。
姉がこの学校の生徒会長で、過干渉なのが最近の主な悩みてある。
長女 名前 アイリ
生徒会長。妹の事になると、暴走しがちのシスコン全開な子。
ただ、それが原因で過干渉になってサラからは距離を置かれがちに
なっており、余計に干渉しようとする悪循環を起こしている。
他人に厳しく、生徒の模範であろうと自分にはより厳しくの姿勢
であり、それもあって周りからは少し距離を置かれている。
言うまでもなく今回のエロ被害者()
簡易ストーリー
あれから1週間後。理事長室に呼び出され、他の仕事の関係
で滅多に居ないはずの理事長からこう告げられた。
「生徒会、いや、生徒会長個人からお前を退職させるようにとの
要望があった」
「へぇ、それはそれは。なんでまた」
「私怨だろうね。彼女の妹と仲良くなっているらしいじゃないか」
「妹が悪い虫になつく前にってところか。こちらとしては、そんな
つもりは一ミリもないんだがね」
下心は山ほどあるが、あれ以降は悪戯の機会はない。相談の内容
は相変わらず姉の干渉やらお見合いやらだが、相談相手というより
はほぼ聞き手になっている。
「向こうはそう思ってないようだね。要望に関しては却下したけど、
彼女は復活させようとしてる実演授業に反対の立場だし」
実演授業に関してはまた次の時にでも語ろう。
「で、俺にどうしろと?」
「放っておいても、近いうちに向こうからくるだろうから任せる」
「自分で解決しろってか……良いけどよ」
「裏技を使って機密データを見ただろう? 一応は、お姫様という
立場だから手荒くはしないように」
「一応……か」
「今は王族なんて形だけのところが多いからね。面倒事を防ぐため
に極一部の者にしか伝えてないけどね」
「つまり俺が知っているというのはお前と代理の三人くらいか」
「そういう事だよ。サラさんが君に告げる可能性があるかもだが、
ひとまずは知らないふりをしておいてくれ」
「了解」
と、一区切りついたのを見計らったように、メイド服を着た、
理事長代理が部屋に入ってくる。
「ごしゅじんさ……理事長、時間です」
「ふぅ、あなたでも良いんだけどね……メイドち……おっと。
つい昔の」
「今は学校ですから」
「はいはい。それじゃあ、上手くいくことを祈っておくよ」
「……」
自由にさせてくれるのはありがたいがそれで良いのかとたまに
思う。まぁ、やりやすいから良いのだが。
そんな会話があった数時間後、生徒会長が保健室にやってきた。
「お話があります」
「予想はついてるから手短に頼む」
「では……」
予想通りというか何というか。要はこれ以上妹に近づくなという
ことだ。
「残念ながらここは保健室だ。主には怪我をしたり体調不良の子が
多いが悩みを抱えている者が来たりする。特定の個人を遠ざける
などという事は出来ないな」
「妹が悩みを抱えているとでもおっしゃるのですか?」
「彼女も人間だ。喜び悲しみ苦しみ時には悩む。当然だろう」
「それでも、頻度が高すぎませんか?」
「本人にそう言えば良い」
「言いましたけど私には関係ないと、むしろ干渉しすぎだと初めて
反論されました」
初めて反論か。今までは自分の言うとおりにしてきた妹が、どこ
ぞの馬の骨が近づいて入れ知恵した結果とでも思っているのだろう。
「干渉しすぎなのは同意だな。彼女は君のおもちゃではない」
「なっ!? 私があの子を……妹をそんな風にしていると?」
「例えも口も悪いとは思うが、そういうことだな」
「っ!! し、失礼します!!」
そう言うと勢いよく駆け出して保健室から出ていった。他の生徒
の見本であろうとする生徒会長の姿じゃないな。
面倒なことになるかもしれない……そう思っていた数日後の休日。
彼女は保健室に体調不良でやってくることになったのである。
裏に続く