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映画『宇宙人ガールフレンド 麺から始まる恋』

使用したAI その他
映画『宇宙人ガールフレンド 麺から始まる恋』

監督 猫乃つづり

制作ネコノスタジオ(=゚ω゚=)

1星目~2星目 未知との遭遇
「いや、一人キャンプは最高だなぁ!」
あれは?
UFO!?
僕の目の前に現れたそれは、
黙々と煙をあげて墜落する
「NASAに連絡するか」
いや、まてよ、
NASAに連絡したら、
それこそ、せっかくの一人キャンプが台無しになる。
警察に連絡してもなぁ、
拘束されてせっかくの休日が台無しになる。
そして、なにより、労働の日々が始まるのは憂鬱なんだよなぁ
よし!今のは見なかったことにしよう。
さぁ、そろそろ、カップ麺の蓋を開けてもよい頃だ

「オイ、マン」

「えっ?はっはい」

うわぁ、厄介そうな宇宙人きたぁ

「オマエノクチニシテルモノハナンダ」

「あっこれですか、これはカップ麺と言ってですね」

「スコシ、マテ、ゲンゴヲシュウトクシテル…」

宇宙人はしばらくして

「ふーん、カップ麺か、たしか、日新のUFOがうまいと知人が言っていたな」

「宇宙人界隈では人気なんですか?日新のUFO」

「まぁな、それよりも…」

ぐぅ~宇宙人のお腹すいたという声が
僕の耳を通して、聞こえた

「食べますか?カップ麺?」

宇宙人は笑った
3星目~6星目

コンビニにて

「わっ!日新のカップ麺がいっぱいあるじゃん」宙子(宇宙人)

宙子は宇宙船が治るまでの間、
僕のところで、居候することになった。

なぜ、可愛い子の姿をしているかって、
それは…
時を遡る キャンプ地にて

「あの!宇宙人さん」

「なんだ?」

「擬態ってできるんですか?」

「できるよ、宇宙人だもの」

「じゃっじゃあ、可愛い女の子になることってのも?」

「もちろんできるよ!ほら、見てな」

すると、宇宙人の体の表面が
泥々になって、茶色だった肌は人の肌にハゲていた頭は髪がフサフサになっていた。

「ほら、すごいでしょ」

「わぁ、すげぇよ、宇宙人さん」

「えへへ、照れるなぁ、」

足をもじもじさせて、
頬を染める。
仕草まで先程の宇宙人とは思えないほど
可愛い…

「わぁ~すごいっすね」

おまけに短髪で、
僕の好みにフェーバリットしてる!

「あの、僕の彼女として宇宙船直るまでお願いできますか?」

「うーん、どうしよっかなぁ、真実を言われちゃ困るからケシトク?ってのもありなんだけど」

一瞬、怖い顔見えたよコレ、
怖っ!?短髪少女は少し、考えて、

「もし、あなたがNASAや警察呼んでたら、ここにいるわけないもんね」

「はい!そうです!実際、呼んだら、俺の休日がぁ~ってなってました」

「ふっ、面白いメンだね君は…」

こうして、僕と宙子さんの共同生活が始まったというわけで…

「わぁ、このUFOってのもいいなぁ、わぁ、このドンめぇってのも可愛くて好き!」

宙子さんは盛り上がっていた。

(宇宙人の娯楽ってもしかして少ないのかな…)

「すごい盛り上がってますね」

「うん、色んな色の物があって楽しいね!」

「色ですか…もしかして、宙子さんのところは」

「うん、茶色と灰色しかなかったよ、まぁ、進化の過程でそうなったのかなって思うよ…」

しんみりする空気、
無駄を省いて、進化していくのなら、
僕たちも宙子さんのような姿になるんじゃないかと思った。

7星目から最後まで

買い物を済ませ、自宅に帰る。
お湯を注ぎ、3分待って
いただきますといって蓋を開ける。

「麺だぁぁぁあ###########!」

「あの、宙子さん宙子さん、宇宙人顔になってるよ、しかもわけわかんない言語になってる」

「あぁ、失敬失敬」

宙子さんは顔を徐々に擬態化して、
人間の姿になっていく。
過程を見ていくのって、なんだかドキドキしてくる。
中身は宇宙人、姿は地球人の女性
お風呂一緒に入ったらどんなことになるのかなと思ったが首をふる。
いかん、いかん、相手は宇宙人、
ホラー映画にしてはいけないな

「どうしたの?首を横に振って、もしかしてぇ、私の麺食べたいと思ったでしょぉ」

ニヤニヤ笑う宙子さん

「まっまぁ、そうっすねぇ~」

本当のこと言ったらややこしくなるので、そういうことにしとこう。

「いや、宙子さんと出会って毎日が楽しいよ」

「そう?」

「うん、これまではさ…」

カップ麺を見ながら、
一人で生活してた頃を振り返る。

仕事から帰ってきて、
真っ暗な部屋に電気をつけ、
黙々と麺をすする。

「宙子さんのおかげだよ、こんなに楽しい生活は」

「あっ、嬉しいなぁ、でも…UFOが治ったら帰るってのも寂しいなぁ」

「宙子さん!」

僕は宙子さんの眼を見る。
彼女の瞳の奥は、
超能力者じゃないからわからないけど、

「あの!いつでもうん、歓迎してます!」

うまく言えないけど、とにかく、
気持ちを伝えようとした結果だ

「ありがとう、じゃあ君の膝枕でくつろごうかなぁ」

彼女は僕の方へ、よってきて
すやすやと眠る。

「ヤバイ、わぁ、これは…小説か?」

事実は小説より奇なりというが
正にこの展開が、証明していた。

ー終ー

宙カノ麺恋

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