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【短編小説付き】白兎とVIPルームで特別な時間(後編)

使用したAI Stable Diffusion
森を抜けると、そこは兎たちの楽園だった
https://www.chichi-pui.com/posts/16c26e38-2e2b-4aa9-a80c-348c83873f81/

白兎とVIPルームで特別な時間(前編)
https://www.chichi-pui.com/posts/1bc7ac3d-e885-475c-8af3-b799596a9171/
の続きになります。
前話を未読の方はそちらから読んでください。


◆◆◆◆◆


「……よ~く見てください。ここが今から、貴方のおちんちんが入る場所ですよ」

 白兎が割れ目の左右に二本の指を当て、クパァと器用に開く。

 髪の色と同じくらいに艶やかな桃色の粘膜が露わになり、濃厚な雌の匂いが狩人の鼻腔を刺激する。

 肉棒は限界を超えて怒張し、はち切れんばかりにビクンビクンと何度も跳ねる。

「私のエッチな責めに耐えられたつよつよおちんちんだけが入れる。この部屋よりも……もっとも~っと特別な場所です。だから、実は辿り着いた人ってあんまりいないんですよ?」

 そうなのかと狩人が尋ねる。

「はい……皆さん、白兎ちゃんと生ハメ交尾がしたくって、最初はギンギンギラギラしてるんですけど……その前に尽き果てちゃって……」

 そうだろうなと狩人が苦笑する。

 一方で、自分はその桃源郷へと辿り着いたという優越感も抱いていた。

「でも、仕方ないですよね。どうせエッチするなら長く気持ちよ~く愉しみたいじゃないですか。入れてすぐに出しちゃって、一回で終わるようなよわよわおちんちんとエッチしても逆に欲求不満になるだけですし……だから、貴方は合格です。朝までいっぱい……生エッチしましょうね?」

 広げられた秘部に、肉棒の先端が押し当てられる。

 それだけで狩人の全身に蕩けるような快楽が奔った。

「あっ、すっごくドキドキしてますね。私に生中出し出来るの……そんなに嬉しいですかぁ? えへへ、私も嬉しいです。ほら、分かりますか? 私の心臓もすごくドキドキしてるの……」

 彼の腕を掴んで、自分の豊満な胸を鷲掴みにさせる。

 柔らかい肉厚越しにでも、とくんとくんと心臓の音が彼の手のひらに伝わってきた。

「でも、久しぶりの本番エッチだから我を忘れちゃうくらいに乱れないか心配……え? いくらでも乱れて欲しいって? そうですねぇ……それじゃあ、恥ずかしいけど頑張って乱れさせてくださ――ああんっ!!」

 狩りの基本は相手の意識外から先手必勝。

 狩人は腰を持ち上げ、白兎の中へと一気に剛直を突き入れた。

 ヌルン、と吸い込まれるように狩人の肉棒が最奥へと飲み込まれていく。

 白兎の中はまるで意思を持った迷宮のように、ウネウネと淫靡に蠢いていた。

 細かい襞の一つ一つが、モノへと吸い付く。

 そこが与える快楽は、あれだけの前戯が所詮は前戯でしかなかったと思えるほどに淫蕩にて甘美なものだった。

 この雌の兎は人の形をした天国なのだとさえ感じた。

 先手を取ったつもりが、たったの一突きで射精感を堪えるのが精一杯になる。

「も、もう……いきなり入れるなんてズルいですよ……。そっちがその気ならこっちだって……!」

 狩人の両胸に手を置いたまま、白兎が抽挿を開始する。

「あぁ……すごい……! 熱くて硬くておっきくて……お腹の奥まで抉り取られちゃう……!」

 両足を広げて、杭を打つような力強いピストン運動を繰り返す。

「すごく蕩けた顔してる……どうですか? 私のおま◯こは気持ちいいですか?」

 最高だと狩人が答える。

「嬉し……貴方のおちんちんもすごくて……私も、気持ちいい……ああっ!」

 長い桃色の髪が乱れ散る。

 不意を打って攻めたつもりが、攻守は瞬く間に一転した。

 それでも狩人はなんとか気をやらないように堪えながら、自らもその腰を掴んで白兎の腰の動きに合わせて自分も腰を突き上げる。

「あっ、そこ……お腹の裏をゴリゴリって擦られるの好き……」

 彼女が自ら曝け出した弱点を、狩人も重点的に責めていく。

 下腹部の裏側、襞が最も密集した場所をカリ首で擦る。

 膣道はキュンキュンと震えるように、彼のモノを愛おしそうに締め上げる。

 その甘美な刺激に、狩人は遂に限界を迎えようとしていた。

「んっ、お腹の中でおちんちんが膨らんでる……イキそう、イッちゃいそうなんですか? いいですよ。私の一番、ふか~いところに……おちんちんの先っちょをぐりぐり~って押しつけて、貴方の熱いのをどぷんぷんって全部注いでください」

 白兎が顔を蕩けさせながら言う。

 最奥への吐精を促すように、膣肉が入り口から奥に向かって絞るように蠕動する。

 無理だ。もう一瞬たりとも耐えられない。

「い、いいですよ……射精してください……。私も、私の身体もナカに欲しい……受精したいって言ってます……」

 互いの両手と両手を、指と指を絡み合わせる。

 狩人はもう自分と彼女の境界線すら分かっていない。

 限界が来る。

 そもそも耐える必要などなかったのだ。

 高貴な家の娘や一国の姫でさえ及ばない極上の雌。

 そんな極上の雌の最奥に、自らの種を注ぎ込むのに何を我慢する必要があるだろうか。

「来て……来て、全部射精して……私も、一緒にっ……イク! イっちゃ……あっ、ああああぁぁっ!!!」

 二人同時に達する。

 子宮口に鈴口を押し当てたまま、狩人の剛直は盛大に爆ぜた。

 信じられない量の精液が、脈動に合わせて噴き出す。

「すご……こんなにいっぱい……おなか、あったかい……んんっ……まだ出てる……んぅ……っちゅ……」

 盛大に達して、虚脱した白兎は狩人の身体に覆いかぶさりながらキスの雨を降らせる。

 至上の余韻に浸りながら、狩人も彼女の身体を抱き寄せる。

「久しぶりの本番エッチ……まさかほんとに、こんなに乱れさせられちゃうなんて……素敵です……すっごい気持ちよかった……」

 白兎が照れながら笑う。

 ……死んでもいい。いや、死んだ。

 そう思えるくらいの幸福だった。

「でも、まだまだいけますよね? 夜はこれからですよ?」

 そんな言葉と共に、膣が軽く締め付けられる。

 いや、やっぱりまだまだ死ぬわけにはいかない。

「あはっ、またおっきくなってきた。本当に、つよつよおちんちんですね……きゃっ!」

 狩人がベッドの上に彼女を押し倒し、上下が交代する。

 今度こそ俺が捕食する番だと、既に回復した肉棒で抽挿を開始する。

「あっ、そんな……いきなり激しすぎ……! でも、嬉しい……もっと激しくしてぇ……!」

 そのまま二人は気を失うまで、獣のようにまぐわい続けた。


 *****


 それからどれくらい経っただろうか。

 狩人が目を覚ますと、彼は森の中で横になっていた。

 既に太陽は昇り、木漏れ日が彼を照らしている。

 彼はその場で飛び起きて、周囲を見渡す。

 VIPルームどころか、あの楽園の姿もどこにもない。

 まるで物の怪に摘まれたような気分でいると、彼は自分の手に何かが握られていることに気がつく。

 目を向けてみると、手のひら程度の大きさの一枚の紙片。

 そこには可愛げのある丸い文字でこう書かれていた。

『またいつでも来てくださいね。部屋は用意してありますから 貴方の白兎シロナより』

 東の森の奥には兎たちの楽園が確かにあった。


 ◆◆◆◆◆


 予想以上に長くなって三回になった白兎編はこれにて一旦終わりです。
 残りの二人、黒兎編と青兎編も考えていますが明日から少し忙しくなるので、『フォロー』と後ついでに『いいね』をして少々お待ち頂ければ幸いです。

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