ゲームセンター来るの楽しみだったんだ!
「ううん、ないよ」
「どうして?」
「親から禁止されてたから、ほら、私、猫耳族だから、耳に悪いって言われててさ、それに、ピアノもやってるし」
「そうか…」
「でも!私、このゲームの音好きかも!
ピアノの音もいいけど、なんだか君がはまるのも分かるなぁ~」
彼女は眼を輝かせていた。
それは、まるで、僕が初めてこのゲームセンターに来た時のように
「ね!遊ぼう!」
「そうだね」
猫耳のニアとゲームをする。
スコアを競って
シューティングゲームをしたり、
親に反抗して、自由を求めて
ちょっとの暇潰し…
このキラメキが僕らの宝なんだと思った。
この後、僕らは怒られた…
だけど、ニアはゲーム音楽の重要性を語った結果、門限を守るならと許してくれたようだ。
夕方にはニアと校門で待ち合わせ、
ピアノのレッスンがない日は
ゲーセンでゲームをする習慣ができた。
(猫メモ)
書いていくうちに愛着が湧いた瞬間であります。眼鏡猫耳が誕生して嬉しいですね。
呪文
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