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ブラウエ師匠は私に、
戦いの全てを教えてくれた。

「俺は、もう、戦場には出ないんだ…」

「そこをなんとか」

「お前さんは、ちちぷい学園の頃から知ってるが…戦闘は統裁たちに任せて…」

「お願いします…私たちは、私は自由にいきたいんです!」

「っ!?」

斗都拳(ととこ)は頭を下げる

猫に頭を下げるほどの覚悟に…
ブラウエは…

「くそだらぁが、いいだろう、だが、俺が習得した全てをお前にぶつける。死ぬかもしれない…それでも、やる覚悟があるか」

「はい!」

こうして、私は師匠に五限流を教わる。
五限流は任現 極十堅(にんげん ごじゅうかた)を創始とした伝説の流派、
その習得難易度は伝説にふさわしく
剣術、銃術、弓術、呪術、武術、
五つの術を極め、
五限流の究極奥義『覇羅斬李』
を成して体を為す。
その技は切腹の要領で刀を押し当て、
呪力をとばして命の限界点で解き放つ奥義である。
一歩間違えば死ぬ、リスキーな技…
私もその技を会得したかったが…

「自分の道は自分で考えるんだろ…誰かに用意されたシナリオとかレールじゃなくてな…」

「自分らしく…か」

本来の自分は、美乱坂が用意してくれたキャラ設定と、夢オチ設定で進行させていた。
だけど、夢オチは本当は夢オチじゃなくて…キャラ設定も、架空のもので…
だけど、確かに私の血にはゾンビの要素が入り交じっていて、
架空と現実で頭がこんがらがっていた。

「師匠…この世界はフィクションですか…今、この瞬間も誰かの意思で操られてるような気がして」

「まぁ、誰かがいなきゃ、真っ白なんだろうなきっと…そして、誰かがいて時間が進むんだろう」

詩的なことを呟く師匠

「だけど、キャラ以前に、架空の世界にも命ってのは本物だと思うんだ。俺が今、こうして息を吸って、吐いてるようにな…」

「なるほど…じゃあ、私はここで走りますって言ったら走りますかね」

「うーん、どうだろう、口に出したら走ってる感が伝わらないな…それは、見えない声が、脳内で描写されるのかもな」

いつしか、私たちは、
この世界に関して語り合っていた。

「というか、ぬいぐるみの師匠って何だか現実だとありえないかもしれませんね」

「にゃんだと!俺は、なりたくてなったわけじゃないんだ、おまけに美乱坂のやつ、勝手にニャニャニャなんてつけるしな、テレビを見てる子供たちにニャニャニャマンだとかいわれたよ…はぁ」

「なんだか、それは…本当に…くすっ」

こうして、私たちは鍛練を積み重ねていき、秘密結社シャドウズとして、
時には探偵機関TruthEyesのお手伝いをして、探偵力を磨いたり、アミガルズで
部隊の支援に駆けつけたりと、
他の姉ちゃんたちはどうかは知らないが、
まぁ、うまくやっている。

「お前の従姉妹、ワルキューレ・ルマンドはどうやら、GangPoutとして暴れまわってるらしいぞ」

「そうなんですか…」

彼女は昔から、顔芸がすごかったが、
まぁ、その表情気に入ってたんだなと思う程度だ。

「GangPoutは、ラビットファミリーのボスから極道やマフィアの心得たるものを学んでいるらしいぞ」

「へぇ、なんだか、皆、すごいなと思います、っていてっていうのは誇張か…」

ぽふと叩かれる私

「お前は俺のNo.1だ、一番弟子で、正直、お前がはじめてだったよ師匠ってのをやれたのは」

「そうなんですか…」

「あぁ、」

師匠は遠い眼をする…

「今まで、俺は、何かを教えようとしても永くは続かなかった。いつかやろうとなって、そのままで、それっきりで…流浪のままに今の姿になったのかな」

「師匠…」

「あぁ、しみたれった話は仕舞いだ、今日のミッション、美乱坂が港町で密会をするらしい…」

「美乱坂ッ」

はっと息を飲む、遂に、
私たちを操り、人形として動かしていた
美乱坂と拳を交わせるとはっ!

「俺様の拳が唸るぜ!グルル」

「キャラ崩壊だな、だが、それでいい、お前はお前の道を貫いていけ」

「おう、師匠!俺は、斗都拳、魑魅魍魎悪辣非道を全て殴って分からせる、RedNyacleとは」

そして、私はダークヒーロー
RedNyacleとして、美乱坂の拳を
殴ったが…トイレの民…母親を殴るのは
辛かった…。

「どうして、私たちは殴らなくちゃいけないんだぁぁ!」

「殴りなさい、私はゆるします、私はトイレのように広くあるのです」

「オカアァァサァァン」

拳が揺らぐ、涙を流して
親を思い師を思い、
美乱坂のビンタをする。

「俺は、俺の道をゆくんだ、トイレなんかじゃない、いつまでも少女じゃないんだ!俺はぁぁ!」

「いいビンタですね…コココ…励みなさい…あなたの道を」

淡い光となって消えた
どうやら、分身、アルターエゴのようだ。

「母さんのやることだ、本体は画面の外で見てるに違いねぇ…」

斗都拳はめげない、己の拳を天に向け
魂込めて、己の理念をぶつけるさ!

呪文

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