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人間によって両親を奪われた悪魔がドラゴンを造り出す。

悪魔の命令で暴れまわるドラゴン。
やがてそれに立ち向かう英雄が現れる。

だが、その英雄は実はドラゴンの息子であり。
悪魔によって狂わされた親を止めるため、ドラゴンであることを捨て。
人となって戦う。

親殺しの復讐に行ったことが。
今度は別の親殺しに収束するという神話を描いた絵画さ。
この神話の面白いところはね、人間が発端でありながら、人間が関わらないことさ。

勿論被害者としては存在するがね。
でも、誰も主軸に関わってこない。
この人となったドラゴンですらその最後は明確に伝わってはいない。

ドラゴンに戻ったとも、人として王国を作ったとも言われている。
だが、どちらの説もこの神話が出来た時よりも大分後で付け加えられた部分なんだよ。

どうだい?
迫力ばかりが語られる絵画だが、物語を知るといっそう深みが出てくるだろう?

君がどう思ったかは後で教えて貰うが。
たまには絵を描くばかりでなく、誰かの絵画をみるのも勉強になるだろう?
誰かのとは言っても、私の絵で申し訳ないがね。

        -ある画家による貴族の子女への授業の一幕-

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