地獄の職場の天使、ケルちゃん(犬を職場に連れてくる日記念)
それもこれも、屍骸のせいだ。
屍骸に襲われ死んだ人間は
生者を殺す、
例え、生前でよい行いをしようとも…
そのような行いは地獄に行くという
取り決めだ…
おかげで、定時で退勤はできず、
年中、寝不足のお疲れモード…
ケルベロスちゃん「先輩、こんにちは」
死神さん「あぁこんにちは」
俺が働いていけるのは、
ケルベロスちゃんの元気さに励まされてるからだ。
死神さん「なぁケルちゃん聞いてくれよ、あまりにも死者多すぎて…助けてくれないか」
ケルちゃん「確かに、死神さんずっと寝れてませよね」
死神さん「うん、もうブラックだよ地獄の使いなのに地獄の社畜だよ、あぁブラックコーヒーとケルちゃんがいなきゃやってけないよもぉー」
ケルちゃん「死神さんは頑張ってますねよしよし」
死神さん「わぁー癒されるぅー」
ケルちゃんの太ももの中で眠りたいなぁー
包容力、とにかく、癒し、癒しを求めている!
ケルちゃん「うちのお父さん連れてきましょうか」
死神さん「いいの!?お父さん、地獄の門番しとかなくて」
ケルちゃん「大丈夫ですよ、門番はお兄ちゃんがやってるんで、寧ろ、暇すぎてしにそーって言って、千騎やギリガレオンのプラモ作ったりとグータラ三昧ですよ」
死神さん「そうなんだね…あはは」
今すぐ代われよ、そのポジション、俺だって、暇したいわこのやろー!
ケルちゃん「呼んで、手伝ってもらいましょうか?」
助っ人は一人でもほしい、
とにかく、早く自分の時間が欲しい…
ケルちゃん「もしもし…あっお父さん…うん、死神さんがねカクカクシカジカ…もう来ましたよ!」
死神さん「もっもう!?」
さすが地獄の門番っ!長年、地獄の門を守り続けただけあるなっ!
ケルちゃん「ロビーの方にいきましょう」
死神さん「うん」
僕たちはロビーで待っているケル父のところへ向かう。
ケルちゃんの父はどんな姿をしてるのかな。
やっぱ、可愛いということは少女漫画のお父さん的な感じなのかな~。
………
ゴゴゴゴ…(ケル父のオーラ)
そうでもなかった…
ケルちゃん「紹介しますお父さんです」
死神さん「本日はよろしくお願いいたします」
これは、言葉遣いミスったらゴローされるのでは?
ケル父は近寄ってきて
ケル父「よろしくね~堅苦しくしないでリラックス、リラックス~久しぶりに仕事ができて嬉しいよ~」
外見とのギャップすげぇぇぇ!
(あとがき)
mikitakuさん主催の『犬を職場に連れてくる日』で制作したものです。
犬といえばケルベロス、地獄、死神さんのお仕事物を書こうとなりました。
加えて、戦刃世界の屍骸を活かせてよかった。
戦刃世界
(目次のようなものになっているので)
https://www.chichi-pui.com/posts/766ea656-c08e-4fee-a1d5-681d63c1b7d8/
呪文
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