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10月2日
いよいよ41層にたどり着いた1行だが...
魔獣の気配はなく、清浄な空間と機械質な通路が広がっていた。

月美「...瘴気が無い?深層なのに...」
周囲に魔獣の気配は無い...無機質な風景が広がる...
警戒しながら進む...

ミント「こんな感じは返って不気味だね...静かで敵意が無いなんて...」
警戒するミント...静か過ぎる静寂が返って警戒を深める。
散らばったマシンの残骸や、設置されたロボット等...
今のところ脅威となる空気はない。

椿咲「...不穏、不快、混沌...いずれも負の空気はありませんわね💦それが逆に怖いだなんて...初めてです」
月美「椿咲、離れんように...ミントも...葵?」

葵(何やろ?この感じ??子供の頃おった場所に似てる?)
何故か懐かしい感覚に驚く。
葵が進むと不思議とセキュリティが解除され、難なく進む1行...
42層、43層も同様に敵とエンカウントなく進む。

葵「皆、うちこの場所知ってるかもしれん」
椿咲「どうして?」
葵「わかんない💦でも、子供の頃...記憶の何処かに,ここと似た場所におった気がする...」
ミント「それって...葵が保護される以前に過ごした場所?」
月美「...だとしても、場所が異なるわね。葵は中洲の深層で救助されているし...?」
葵「?どうしたと??お姉ちゃん???」
月美「中洲がどこまで深層なのか分からんけど、もしかすると、深層でこの空間が繋がってる?百地と中洲まで?」
最終古戦場の範囲や規模は想定できないが、もしかすると超古代の深層で、旧人類は深層をシェルターとしていたのかもしれない...
月美「なら、セキュリティが葵を基準に解除されるのは合点がつくわ💦なんてことよ💦」
ミント「???ついていけないんだけど💦」
椿咲「要するに...葵はこの深層の出身者?そして、ここで生活していたから、セキュリティ登録されていると?」

葵「ともかく、行こう...うちが鍵で安全に進めるなら好都合バイ」
一同は頷く。
魔導船眠る44層はもう間もなく到達できる...

呪文

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