求む! 中隊整備兵 (第一機械化歩兵中隊)
遠藤少佐が頭を抱える。
「やっぱ、整備兵足らんわ。しかし、最前線部隊に整備兵連中なんてビビッて来んわな」
第一機械化歩兵中隊の最大の悩みは整備兵不足にあった。
戦闘担当が機械化歩兵だから、故障や交換整備が通常の中隊の3倍かかる。衛生兵の替わりなのだ。
しかし、後方支援である整備部隊は最前線部隊への異動を嫌がるものだ。まあ、危険だしー。
「遠藤少佐、こんな募集ポスターどうでしょうか」副官MAKIが出した数枚のポスターを見る遠藤。
「えらく色気が出てるな。しかも相当盛ってるし。しかし、お前らサイボーグだろ。色気以前だろうが。
それにこの写真、半分お前だろ。まるで別人じゃん」
「その点は大丈夫です。第一の主任務は諜報活動ですから、ハニートラップなど当たり前です」
「そうかあ? しっかし、こんな古風な手がきくかなー。バレバレだろうが・・・・。」
「我々の顔と体は自由にカスタマイド可能です。個人的好意で少佐を狙っている者が何人もおります。
押し倒されることのない様にご注意ください。まあ、水際ですべて処理しております。副官権限で・・・。」
ニヤリと笑うMAKIの顔に遠藤は思わず目を逸らした。相当な美少女なのに死神に見えたのだ。
後日、遠藤の予測とは裏腹に募集人員は充足したという。女って怖いと遠藤は思った。
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