霊峰の月竜 -Dragon's Note- {竜追いの手記}
それは竜に魅せられた一人の人間が残した一冊の手帳。
そして今より語られるのは その手記の一部となる...。
高い山岳に囲まれた辺境の村。
その村では巨大な竜が信仰されており、
敬意を払う者へ 自然の厄災から逃れる加護が与えられると言う。
霧に沈んだ満月の夜に降臨してるとされ 実在する巨竜の姿を拝もうと、
辺境にも関わらず 度々その村には訪問者が訪れていた。
長期滞在の末 私も一度 その姿を拝んだ事がある。
加護の審議は分からなかったが、
少なくとも人間...定命の生物に危害を及ぼす存在ではないと思われる。
ただそれが 巨大過ぎるが故の理由なのか、
通常の生物ではない 固有の特例的な理由かは分からなかった。
呪文
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