放課後の教室
「今日の数学のテスト、難しかったな」
悠太が夏美になんとなく語りかけた。
夏美は微笑みながら頷いた。
「そうだね、だけど一緒に勉強したところが出たでしょ。助かっちゃった。」
そのとき、教室の扉がガタンと開き、同じクラスの男子・太一が現れた。
彼は悠太の友達でありお調子ものだった。
「お、悠太!夏美と一緒だったか」
「太一。何か用?」
太一は意地が悪い言い方をする
「いやーははは、あー二人の貴重な時間をお邪魔しちゃ悪いなと」
夏美は呆れた顔で太一に言った。
「太一くん、やめてよ。」
「忘れ物を取りに来ただけなんだ。邪魔者は去るからゆっくり楽しんでよー」
太一は笑いながら去っていった。
悠太と夏美は幼馴染でお互い意識しつつも踏み出せないそんな関係だった。
あわよくばもっと進んだ関係になりたいと気持ちもあるが、よく知ってる間柄故に中々言い出せない。
「もう太一のヤツ・・・」
そんな時に投げかけられた太一の言葉はそのことを意識させるに十分だった。
二人はお互い顔を見合わせないものの顔は恥ずかしさから真っ赤だった。
夏美は照れくさそうにつぶやいた。
「悠太、今日は一緒に帰ろうよ」
「…ああ」
教室のカーテンは春を感じさせる風でたなびいていた。
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投稿企画「AI短編小説」
自分は小説を書いた経験がほとんどないので本当に手探りなんですがなんとか形にしました。
二人以上のキャラを描くとストーリーぽくなるかなーという考えからこういう絵を生成しました。
AIイラストで男女を出すって難しいんですけど、そこはこれまでの経験とガチャでなんとかという感じです。
たまにはまたこういうのやってみたいですね。
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