小説『屍我愛儚愛呟は呟いた』【ニャンノ世界】
『屍我愛儚愛呟は呟いた』
「Zombie,Zombie,Zombie,
School Uniform,
Zombie,Zombie,Zombie,
Army Uniform,
Zombie,Zombie,Zombie,
Sports Uniform,
Superbeast,Superbeast,Superbeast
Dragula,
Car Race,Car Race,Car Race
Race Queen,
Killer Queen,Killer Queen,Killer Queen
Explosion
Dead,Dead,Dead
Voice of Chain」
呪文のごとく呪詛を
彼女は称賛が嫌いだった…
元より、この力を授かったのは
彼女自身ではないから
彼女は自慢を嫌った
順位を嫌った
そもそも、順位とは、終末世界では
死ぬときは死ぬのだから…
そもそも、創造者は…人類ではなく
所詮は道化の真似事に過ぎないから…
お道化役者が集う、滑稽な劇場で、
屍我愛儚愛呟(シガアハアツ)は呟いた…
汝の力は汝だけのものではない
ある種の不条理だと!
競争社会の地表の上で道化のように
踊ってる狂ったピエロの戦慄に
頭を悩ませながら、
凶器を滲ませながら、
唐突に爆弾と
屍と
恐怖を刻む…
くたびれたような屍我愛儚愛呟
数に群がる屍たちを
車でぶっ飛ばして
記念式典を爆発させる
機械で構築された工場からは
無数の屍と無数の悲しみに包まれる
これでいいのだと屍我愛儚愛呟
Million Dollar is Million Zombie
100万ドルは100万のゾンビ
,so Its Power not Its Count Number
単純な母数の違いだけである…
だから、芯なる核は虚構の数字によってのみであり、純然たる力の差に、そもそも
Numberに価値なんてないのだ…
Good PointやBad Point
情報世界に GoodやBadという
単純化されたレールがあるから
線路上は純然な数字上主義者が増えて
表面化されただけの
薄味ペラっペラなFried Potatoが出来上がるのだ…
レコード…似たような類似した
物語に個性を持たせるためには
やはり、文字であると屍我愛儚愛呟
は口にする…
だから、屍雷部(しらいぶ)
デスメタルやハードロックが音楽として奏でながら、互いの芯解を武器にして
爆発、あるいはクラッシュさせて崩壊させる。ちゃんと見てないことは知っているし、ちゃんと読んでいないことは知っている…そもそも、彼らにとって大切なのは、その日の目標であり、互いの創作など興味ないのではないか…
だからこそ、強烈な爆弾を彼らの中に設置しても無反応なわけだから、さながら家畜のごとく、牧舎の中で踊ってるとでも言っていい有り様だ…
車が狂ったように盤面を泳いでいる
泳いだ車の中で爆発をセットしていたのは、混沌の中で紡がれる、終わりを見せない、思考回路である。
無用なコトバ、不要なコトバ
言論封鎖、あるいはロックサレヨウトモ
不条理の中に鐘を構築する
この世は断片的なモノで溢れてる
ならば、と屍我愛は呟いた
「打ち捨てられる綺麗な存在より、醜くもしぶとく這いずりまわる醜悪な存在でありたいと」
こうして、できたのが屍雷部であり、
試験運用だ!
呪文
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