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雨音に包まれて (2)

使用したAI NovelAI
彼女との関係に変化が訪れたのは、ある大雨が降った日のこと。メッセでのやり取りを終え、大学へと向かう途中、傘もささずに歩く彩羽ちゃんの姿を見かけた。
すっかり濡れ鼠になってしまった彼女を放っておくわけにもいかず、俺は悩んだ末に彩羽ちゃんを自分の家まで連れて帰ることにした。

「……ごめんなさい。今まで嘘をついていました。本当は、学校になんて通ってません。わたし、不登校なんです」

小さい頃に体の弱かった彼女は、外で遊ぶより一人で本を読んで過ごすことが多かったそうだ。
本によって培われた知識と想像力は、必ずしも彼女を幸せにはしなかった。早熟で大人びた考え方は周りとの齟齬を生み、次第にクラスで浮いた存在になっていったのだそうだ。

誰にも言えずにいた悩みを打ち明けたことで、緊張の糸が切れたのだろう。堰を切ったように泣きじゃくる彩羽ちゃんを、俺はただ黙って抱きしめていた。

「……あの、有川さん。聞いてほしいことがあります」

どれくらいの間、そうしていただろう。
腕の中の彩羽ちゃんが、顔をあげて俺のことをじっと見つめていた。

「わたし、あなたのことが好きです。あの雨の日に手を差し伸べてくれた時から、ずっと」

まだ幼い彩羽ちゃんの想いを、どう受け止めるべきか悩んだものの、最終的には彼女の気持ちを受け入れることにした。
一度は止まったはずの涙が、彩羽ちゃんの瞳を再び濡らしていく。けれどその涙は、これまでとは違う意味あいを帯びていた。

雨に濡れた紫陽花に光が差し込み、きらきらと輝くような笑顔。そんな表情を目の当たりにすることで、ようやく自分が彼女を放っておけなかった理由がわかった気がする。

俺はきっと、彩羽ちゃんに笑ってほしかったのだ。

「……有川さんに、お願いがあるんです。その……聞いてもらえますか?」
「もちろん。俺にできることなら、何でも言ってほしい」
「わたし……有川さんと、もっと恋人らしいことがしたいです。具体的には、その……キスよりもっと、先のことまで」

彩羽ちゃんの言葉はあまりにも衝撃的で、俺は思わず固まってしまう。

「……あのね、彩羽ちゃん。キスより先のことって……何をするか、ちゃんと理解してる?」
「わたし、これまでに色んな本を読んできました。その中には、男女の営みについて書かれたものもあって……。ですから、その……えっちなことだって、きちんと理解してるつもりです」

何とか思い留まらせようとするも、彩羽ちゃんの意思は揺るがなかった。

「わたしはもっと、有川さんのことが好きになりたい。そうしたら、わたしも変われる気がする。あなたに相応しい女の子になるためなら、いくらでも頑張れると思うんです」
「彩羽ちゃん……」
「だから、お願いします。有川さん……わたしに、勇気をください」

  ◆

「は、ぁむ……んっ。ちゅ、れる、くちゅうっ……」
「ちゅ、じゅっ、じゅる……。彩羽、ちゃん……」
「んむ、ちゅ……ぅう……ぷぁっ。ぁ……んぅっ……ありかわ、さぁん……」

小柄な彩羽ちゃんの身体は、性知識こそ豊富であってもやはり未成熟だ。キスや愛撫を丹念に重ねていき、少しずつ緊張をほぐしていく。
やがて、蕩けきった彩羽ちゃんを仰向けに横たえ、開かせた脚の間に自分の身体を割りこませる。

愛液で潤みを帯びてはいても、ぴっちりと閉じたままの綺麗な割れ目。改めてそのサイズ感の違いにおののいていると、彩羽ちゃんが優しく俺の腕に手を添えてくる。

「……いいですよ、有川さん」
「本当に、いいのかな。怖かったら、今からでも……」
「有川さんになら、どんな風にされたって平気です。だから、お願いです。わたしのことを、あなただけの女の子に、してください……」

そこまで言われてしまったら、もう止まることなんてできなかった。押し当てたペニスに蜜をまぶし、体重をかけて押しこんでいく。

「んく、ぁ……有川、さ……ひゅぐ、んぅううっ!!」

中へとめり込む途中で、突き当たった先端が何かを破る感触。破瓜の痛みに耐えかね、彩羽ちゃんの爪ががりっと背中をかきむしった。

「ぁ、あぁ……っ。はぁっ、はー、はー、はー……っ」
「……全部、中に入ったよ。彩羽ちゃん、ここまでよく頑張ったね……」
「ぅ……ぐすっ。有川さん。有川、さぁん……っ」

痛みに喘ぐ彼女の気を紛らわそうと、唇を重ねて舌を絡ませる。しばらくそうして抱きあいながら、彩羽ちゃんがリラックスするのを待つ。
こわばっていた身体から力が抜け、苦しそうな呼吸が幾分和らいできたところで、おもむろに腰を動かし始める。

「はぁ、あ、はぁうっ!! ぁ、あぁ……す、ごい、です。有川さんのが……わたしのおなかの中で、出たり、入ったりして……。わたし、ちゃんと……有川さんのこと……気持ちよく、できてますか……っ?」
「はぁっ、はぁ……く……うっ。彩羽ちゃんの、中……すごく、熱くて……っ。止まれなく、なりそうなぐらい……気持ちいいよ……っ!!」
「ぁ、あ……ぅあ、ふぁ、あぁ……っ!! わたしも……おなかの奥、じんじんして……っ、ありかわ、さんっ、わたし、もう……っ!!」

腰の奥から迫り上がってくる射精感。
流石にそれをこのまま解き放つわけにもいかず、最後の理性を働かせて腰を引こうとした、その時だった。

「待って、ください……っ!!」

俺の腰に両脚を絡めながら、彩羽ちゃんが必死に引き留めてくる。

「お願いですっ……このまま、中に……っ!!」
「っ……駄目、だって。そんなことして、もしものことがあったら……」
「はじめては、中がいいですっ!! 有川さんのせーえきを、全部……わたしの中で……受け止めさせて、ください……っ!!」
「っ!! 彩羽、ちゃん……ッ!!」
「あぅっ、あ、あっ、あぁああぁ〜〜〜〜っ!!」

限界を迎える瞬間、彩羽ちゃんはさらにぴったりと身体を密着させてきた。子宮口に鈴口を押し当てながら、思いっきり欲望の丈を解き放つ。
あまりの快楽に顔を歪める俺とは対照的に、彩羽ちゃんは満ち足りた表情で膣内射精を受け止め続けていた。ひくひくとうねる膣内が、脈打つペニスにさらなる吐精を促してくる。

射精が治まった後も、俺たちは絶頂の余韻を味わいながら、しばらく繋がり続けていた。

呪文

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