おしくらカード/ドリル:ナナシー、金髪ドリル吸血鬼
使い魔ミルヒヴァイス👻「おっ、人間の男なら百発百中のあざとポーズ! ご主人様そういうところはデキるんだからさー。あの不死の魔女の人と戦うのもうやめて、円満に解決しようよ~」
吸血鬼ナナシー🍷「くっ、でもそれではわたくしのプライドが...嘲笑されたりしたらイヤですわ...それにきっとあの赤い髪のお姉様、赤い薔薇なんてきっともらい慣れていて平凡ですわ。贈るなら何かもっと別の花を...」
使い魔ミルヒヴァイス👻「はいはい、ご主人様は相変わらずめんどくさいね~」
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という一幕ということで...?
ライフワークとして勝手に続けている「ちちぷいトレカ」シリーズの新エクスパンション「おしくらカード」。「心のおしくらまんじゅ」企画の各テーマ計8枚に漏れた大人キャラたち...は掲載が済んだけど残りも創りたくなってしまったので、レアキャラのカードも投稿していくシリーズです。
「新城 優」さんのユーザー企画「頑張る君に花束を」にも薔薇の花束で参加させていただきます。
●名前:ナナシー・プリムローズ、金髪ドリル吸血鬼 Nanasy Primrose, A Blonde Drill-Haired Vampire
及び 白の魔獣ミルヒヴァイス Milchweiß, the White Beast
名前のないキャラクターだったが「#引用生成してね」企画にて、AIR-Dさんが不死の魔女に名前を奪われて「名無し→ナナシー」という名を考えて頂いたのでこれを採用。カタカナの姓名で揃えると意外と"名無し"由来と分からない。
「プリムローズ」は植物のサクラソウのこと、春に咲く花で実は薔薇や桜とは関係しない。英語圏では姓に使われる名詞。春を告げる最初の薔薇にして、北欧神話の女神フレイヤの聖なる花である。花言葉は「青春のはじまりと悲しみ」「青春の恋」、赤い花だと「美の秘密」「後援のない功績」を表す。
「ミルヒヴァイス」はドイツ語で乳白色のように白いこと。英語だとMilky White。日本語でいったら犬や猫の名前が「シロ」なのと大差ないレベルと思われるが、それまで名前のなかった使い魔くんはとても喜んでいる。
●キャラクター固有タグ:二つ名+下の名前に。
https://www.chichi-pui.com/illustration/posts/tags/金髪ドリル吸血鬼ナナシー
https://www.chichi-pui.com/illustration/posts/tags/金髪ドリル吸血鬼ちゃん ←名前が決まるまではこちらを使っていました
●外見:月光に映える豊かな金色の髪、紅玉のごとく赤く輝く赤い瞳、10代でやや幼めな印象の美少女に見える吸血鬼。ドリルヘアーで巻いている髪は、下ろしている時もツインテールのようなツインドリルにしている時もあるが、常にドリルである。
背中に自分の意志で蝙蝠の羽を出現させることができ、飛行能力を持っている。家門の紋章が蝙蝠をモチーフにしており、蝙蝠の羽飾りをよく付けている。
変身能力を持っており背丈や見た目が少し変化することがあるが、常に金髪ドリルである。
使い魔のミルヒヴァイスは白いふさふさの毛を持った犬か猫のように見える魔獣。瞳は主と同じく赤。主の魔力共有を受けて実体化しているため、その姿や大きさは時々変わる。
●格好:黒が基調のゴシックなドレスが多い。王道の美少女吸血鬼と言われて人間が思い浮かべるような恰好をしている。
●イメージカラー:ゴールド、赤、黒、白
●口調:一人称「わたくし」、二人称「貴方」、「~ですわ」のテンプレお嬢様口調。ツンデレキャラや女騎士がよく言う「くっ...」をよく言ってしまう。使い魔に対しては「ミルヒヴァイス」と呼び捨てか「お前」。
使い魔のミルヒヴァイスは一人称「ボク」、二人称で「ご主人様」。「でもさー」「だけどなぁ~」などのフランクな口調。ネット用語や顔文字を使ってしまう。まともなことも言うのだが、減らず口を叩くことが多く、よくナナシーに叱られている。
●内面および設定:
自らの一族を人間より上位の尊き血を持つ貴族とみなす、由緒正しく伝統ある吸血鬼プリムローズ家の一族の吸血鬼。実年齢は数十歳。古くからある家門だが排他的で冷酷、尊大、いかにも悪の吸血鬼っぽいことでも夜の世界に知られていた家門である。
一族に連なる貴族たちは不死なのでそれぞれの領地で基本は好き勝手に暮らしており、彼女も自分の領土にしている街で古いお城に陣取り、男たちを家来にして好き勝手に暮らしていた。
ある時、プリムローズ家本家の現当主が永遠の滅びを迎えてしまい、名目上の次の領主を選ばなければならなくなり、さらなる地位を目指す吸血鬼たちの間で後継者争いが勃発。にわかに夜が騒がしくなった。
家系図では分家に属している彼女は、地位や名誉にはそれほど興味がなかったが、面倒な家系図と面倒なしきたりに従うと彼女も後継者候補の資格があることがわかり、これまた面倒な手順に従って自らが後継者候補に足るという実力を示し、次期当主候補の名乗りを上げなければならないことに。
古い魔導書に記された面倒な手順に記された、後継者の実力を示す方法の中で、一番簡単そうだったのは「とりあえず名のありそうな吸血鬼の首を上げてきて実力を示す」というパワー系脳筋吸血鬼向けの方法であった。後継者争い自体を面倒くさがった彼女は使い魔の忠告に耳を貸さず、この方法を選んでしまう。
そして満月の空に翼を広げ、ゴシックな尖塔の街を獲物を求めて飛び立った彼女は...これまた使い魔の忠告に耳を貸さず、とりあえず一番最初に見つけた吸血鬼を奇襲してそのまま倒そうという、頭の悪い辻斬りを試みてしまった。
不幸なことに、それとも彼女が自分の大きな失敗に早期に気付けたことを考えれば逆に幸運だったのか...最初に見つけた吸血鬼は、かなり分が悪い相手であった。
宵闇に浮かぶ炎の如く赤い髪をした吸血鬼の淑女、不死の魔女リーゼロッテ。使い魔の忠告に耳をかさず下調べを怠っていた彼女は、相手が偉大な魔術師に教えを受けた高位の魔術師であることもその時は知らなかった。
リーゼロッテのカード https://www.chichi-pui.com/posts/b9e13b62-85fb-4c32-8184-64c1afedd19d/
防御の魔法陣と護符の前に奇襲はあっさり失敗、しかも単純な幻術に引っ掛かってしまった彼女は自分の手の内を見せてしまう。美少女が大好きな男たちには百発百中の《支配の瞳》も魅了の術も効かず、巨大化して爪で襲い掛かろうとした使い魔も、相手の強い魔力と威厳を前に戦ってはいけない相手と悟る。
新たな出会いを楽しんでいるかのように余裕をもってあしらわれ、それでもプリムローズ家に名を連ねる夜の貴族として名を名乗った彼女は...とても珍しい「名前を奪う魔法」の罠にはまってしまい、力を封じられてしまった。なぜか命を取ろうとはしなかった赤い髪の吸血鬼の前から、美少女吸血鬼と白い魔獣はすごすごと撤退した。青白い夜空に黄色い満月が掛かった晩の出来事であった。
(以上、『不死の魔女と月下の遭遇』作品にて語られている場面のバックグラウンドストーリ―...)
https://www.chichi-pui.com/posts/089988f1-f0bc-4646-a548-9c82628f426f/
その後、再戦を誓った彼女は自分によく似たドリルヘアーの女の子を何人か見つけて闇の抱擁を交わし、血を与え、金髪ドリル吸血鬼の数を増やす。だがそれぞれに異なる能力のある子らは主の意のままに動く人形ではなく、それぞれが意志を持った吸血鬼であり、軍団とはならなかった。
主から新たな旅立ちを命じられた金髪ドリルの子らは、月の定めた運命を果たすべく、それぞれの物語の夜へ、それぞれの世界の夜へと散っていったのだった...。
(以上、「#引用生成してね」企画にて『引用生成してほしい金髪ドリル吸血鬼ちゃん』から生まれた皆さんの作品のキャラクターについてのその後の妄想...😺)
https://www.chichi-pui.com/posts/4cfa8765-023a-49b1-a3c0-eaea633a7546/
その後、徐々に力を取り戻していった彼女と使い魔は「名前を奪う魔法」が旧い魔導書に記されたとても珍しい魔法であることを突き止め、真の名を奪うのではなく一時的に力を封じるための呪文だったことを知る。
名前を取り戻す大いなる冒険の末、白い使い魔の活躍もあって別の魔導書で解呪方法を知った彼女は呪いを遂に解除。その時に魔導書に浮かび上がった名前、吸血鬼の世界で古き意味を持つ「ナナシー」の名を気に入り、元の名前ではなくナナシー・プリムローズを名乗ることにし、この夜を機に新たに生まれ変わった。
同時にこの冒険で功績のあった使い魔には「ミルヒヴァイス」の名を授ける。ドイツ語の中二力の響きを持つ名前に使い魔くんはとても喜び、“白の魔獣ミルヒヴァイス”として改めて主に付き従うのだった。
主従が新たな名を得る冒険を繰り広げていた間に、夜の世界でも変化が訪れていた。プリムローズ家の本家陣営と分家陣営、その他さまざまな面倒な関係によってこじれた吸血鬼同士の戦いは夜を騒がせ、様々な夜の種族に迷惑を掛けた後、遂に後継者が決まったのだ。
一族の家門に属する全ての吸血鬼たちには、伝書コウモリから『プリムローズ本家の次期当主は決定す。以降、後継者を巡る争いは厳罰とす。尊きこの血統に連なる全ての者、これより夜をみだりに乱すことなかれ』という書状が届けられた。
由緒正しい吸血鬼の家門に連なる夜の貴族として、プライドに傷をつけた相手にまた再戦を挑むべきか。それともミルヒヴァイスの言うように、もう戦う必要がなくなってしまったのではないか。
そもそもあの赤い髪のお姉様は最初から本気で戦っていなかったのではないか、笑われそうで癪に障るが謝罪しに行ったら受け入れられるだろうか...そんな千々に乱れる思いを抱きながら、ナナシーは青白い月夜に物思いに耽るのであった...
(以上、「#ドリルヘアー」企画記念の『金髪ドリル吸血鬼ちゃんと物思いの夜』作品より)
https://www.chichi-pui.com/posts/c09a8284-e31a-4de3-9bb8-d4c987901dea/
少女の姿を取っているので飛行能力以外の肉体能力はそれほど高くなく、精神系の能力を備えた吸血鬼。
その魔力はかなり高く、美少女の外見に惑わされた人間の男性はたいてい支配の瞳や魅了の術で虜にできる。
根城にしている街で楽勝過ぎる生活を長く送っていたせいで、かなりの慢心と油断に陥っていた。自分に魅力があることを自覚しており、絶対の自信を持っていた。名門プリムローズ家の一員として高いプライドを持っているが、地位にはあまり興味がない。
性格も高飛車なところがあるが意外に真面目でもある。使い魔のミルヒヴァイスに言わせると、昼の世界のライトノベルのメインヒロインが張れる王道ツンデレになれる素質があるが、使い魔に対してはデレが足りないそうである。
そんな彼女であったが、一度名を喪い、新たにナナシーという名を得た物語の後、彼女にも幾らかの変化が生じようとしている...
なお、不死の魔女リーゼロッテは以前ちちぷいフレンズ学園で魔術の臨時講師をした際、古い書庫で何冊か魔導書を見つけていた。「名前を奪う魔法」はその1冊に記された珍しい旧い魔法であった。
相手の不死の生を奪うほど危険な魔法ではなかったので、せっかくだから試してみようという軽い気持ちでナナシー達と遭遇した際に効果を試すために使ったのだが、やられた方のナナシーとミルヒヴァイスはそんなことは知る由もない...
●四方山話:
最初はほんとうに軽い気持ちのランダムキャラから生まれた、金髪ドリル吸血鬼ちゃんですぞ!(^ω^)
せっかくなので、これまでの登場作品で整合性を保ち説明がつくように設定をまとめ直してみました。
一番最初はもうやられて当然のどうしようもないモブキャラにしようかと思っていたのですが、思ったよりかわいくて優しそうな女の子がランダムで召喚されたので妄想を調整、たぶんAIイラストでもこういう王道の美少女吸血鬼が受けるんだよね!という要素を取り入れてキャラクターを固めました。
名前が決まると愛着が生まれるもので、ちびキャラとエンブレムと使い魔くんの名前も揃って準備完了。またいつかの夜に登場するかもしれません...😆
モデル:Shiitake-Mix v1 t2iでアプスケ1.2倍+加工
フォント:日本語メインはひな明朝
おまけ:
よりツン力が強そうな別バージョンなどです。使い魔のミルヒヴァイス君を胸に抱えるポーズが多かったので、タイトル部分にうまく手を掛けてくれたものを採用しました。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 40
- Scale 7.5
- Seed 2366445363
- Sampler DPM++ 2M Karras
- Strength 0.65
- Noise
- Steps 40
- Scale 7.5
- Seed 2366445363
- Sampler DPM++ 2M Karras
- Strength 0.65
2件のコメント
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わたくし〜ですわ♪な口調に、椿咲と意気投合しそうです♪(*^^*)
お茶会してみたいですわ♪(≧▽≦)
おお、メインヒロインズ昇格の夢崎 椿咲さんとお茶会とはなんと光栄な...😋
お嬢様口調がうちの代表のエリアーヌ🐰と被ってるんですが、一緒に登場することはまずないしレアキャラだしドリルでキャラは立ってるしまあいいかなと...😆
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