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「まあ、戦えばいいんだったら……」

使用したAI その他
内紛状態のシラクレナに入り込むことは容易だったが、人に会うのは至難だった。
人に会ったとしても、敵だと言って襲いかかられるからだ。会話が出来る人がいない。
自分の能力は人より力があるだけで、ヒノイでは便利に使われる能力は、ここでは敵を屠ることに特化した。
敵を退けたところで、男に声をかけられたのだ。
自分の所でその力を使ってみないかと。
「セントレイクに攻め入るんだよ。この勢いに乗じない手はない」
「へえ……?」
こちらはセントレイクと交戦してるのか。ヒノイに攻め込んでこなくて良かったと思う。
自分の表情を読み取ったのか、訝しげな表情になる。
「お前もお告げを聞いただろ? 力を外へと示せって」
「ええ、知ってます」
そんなこと知らない。
声をこの国の者も聞いたのか。自分たちとは違うようだが。
「で? どうだ? 新しい領地を手に入れたら、良いところを分けてやる」
「わかりました。ああ、私はーー」
名前を名乗り、その男についていく。
もっとシクライナの情報を手に入れ、もしかしたら、セントレイクの情報も手に入れられるかもしれないと。

呪文

入力なし

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