武器調達

2024/12/11

使用したAI Stable Diffusion XL

城下町の武器屋は、ぎっしりと並んだ武器や防具で狭苦しいけれど、どこか頼もしさを感じさせる雰囲気だった。
カウンターの向こうには、筋骨隆々のハゲ頭の店主が腕組みをして立っている。

「嬢ちゃん、一人で旅に出るのか？」
「うん！　だから、かっこいい装備が欲しいんだけど！」
美桜ちゃんは元気いっぱいに応えると、ずらりと並んだ武器たちに目を輝かせた。

「これ、すごい迫力だね！」
彼女が手にしたのは、頭が美桜ちゃんの顔ほどもある巨大な戦槌だった。
両手でしっかり握って振り上げたはいいが、思い切り天井の梁にぶつけてしまう。

ガガン！

「おいおい、天井が持たねぇぞ！」
店主が慌てて手を伸ばしたが、戦槌は何とか床に戻った。美桜ちゃんは舌を出して「てへへ」と笑う。

「こういうのもかっこいいよね！」
美桜ちゃんが手にしたのはしなやかな鞭。だが振り方が分からず、自分に巻き付いて尻もちをついてしまう。
「こ、これはやめとく……。」

「このピカピカの鎧、かっこいい！」
美桜ちゃんが手に取ったのは、全身を覆うフルプレートアーマーだった。なんとか着込んでみたものの――。

「重いっ！動けない！店主さーん、助けて～！」
ピクリとも動けなくなった美桜ちゃんが情けない声を上げる。

店主は苦笑しながら「ほら、じっとしてな」とフルプレートアーマーを手際よく外してくれた。
「嬢ちゃん、その体じゃフルプレートは無理だな。軽くて動きやすい装備がいいだろう。」
「そっかぁ……確かに、これだと全然動けないもんね！」

美桜ちゃんは装備を見回して、ふと壁に掛けられたシンプルな剣と赤いマントに目を留める。
その隣には軽そうな篭手やブーツが揃えられていた。
彼女はそれらを手に取って試しに身につけてみる。

「わあ、この篭手とブーツ、ちょうどいい感じ！」
剣を腰に下げ、マントを羽織った美桜ちゃんがくるっと回ってポーズを取ると、店主が満足そうに頷いた。
「やっと見つけたか。それが一番お前さんに合ってるよ。」
「うん！これなら軽いし、動きやすい！」
美桜ちゃんは大きな笑顔で剣を構え、装備を確かめるように軽く動いてみせた。

支払いを済ませた後、美桜ちゃんが満足げに剣を眺めながら言う。
「でも、この剣、ピンク色だったらもっとかわいかったのにね！」
「……嬢ちゃん、武器屋ってのはそういう場所じゃねぇんだよ。」
店主は頭を抱えたが、その表情にはどこか優しさが残っていた。

続く

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あらすじ
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前回
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武器屋のオヤジはハゲマッチョと相場が決まっております！ｗ
ようやく装備が整いました(＾ω＾)
次はいよいよ冒険へ出発です！！

呪文

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イラストの呪文（プロンプト）

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