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かつて人類はワームホールを人工的に作り出し、お隣の星系におつかいに行ったり、遥か彼方の銀河へお出かけしたりする際に使用していた。
この宇宙ステーションはワームホールの開閉やそこを通過する宇宙船の航行を管理制御するために建造されたものである。
ワームホールの制御は非常に難しく当初は入り口を入ると出口がどこに続いているのかわからない、そもそも同じ次元の宇宙なのかさえ分からない所へ飛ばされたものまでいるという。

だがそれもシンカロンの登場により極めて的確に制御できるようになったという。

黄昏梟の計画はこの ”ゲートキーパー” によってワームホールを作り、「神の繭」を別宇宙の彼方或いは次元の狭間に飛ばして ”封印” しようというのである。

もしかしたら「神の繭」も偶々このワームホールが出口となりどこか別の宇宙からやってきたのかもしれない。




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