眠りの檻は深く

2024/08/13

使用したAI Stable Diffusion XL

漆黒の闇が支配する秘密の研究室。壁には不気味に蠢く魔法の文字が刻まれ、奇怪な器具が至る所に並んでいる。部屋の中央には、青白い光を放つ水晶でできた台座が鎮座し、その冷たい輝きが周囲の闇を切り裂いていた。

悪の研究者レイヴンミストレスが、長い黒髪を月光のように揺らしながら優雅に歩み寄る。彼女の紫色の瞳には勝利の光が宿り、艶やかな唇には薄く残酷な微笑みが浮かんでいた。

台座の上では、正義の魔法少女ハートウィッシュが深い眠りに落ちていた。彼女の白とピンクの衣装は、この暗澹たる空間で儚い希望のように輝いている。胸元のハート型の宝石は、かすかに脈動し、まるで助けを求めるかのように光を放っていた。

レイヴンミストレスは、しなやかな指を伸ばし、ハートウィッシュの頬に触れる。「ついに手に入れたわ、ハートウィッシュ。もうすぐ、あなたは完全に私のものになる...」

彼女の声は蜜のように甘く、同時に毒蛇のように危険だった。

「目覚めることはできないわ。私の術は完璧なの」レイヴンミストレスは陶酔するように呟いた。「何年もの執念の末に完成させた術よ。光の魔法を操る者でさえ、この深い闇からは逃れられない」

ハートウィッシュの眉間に苦悶の色が浮かぶ。意識の奥底で必死に抵抗しているのか、時折痛ましいほど苦しそうな表情を浮かべる。突然、彼女の唇が震え、かすかな声が漏れる。

「ん…あ…」

レイヴンミストレスの目に、一瞬だけ驚きの色が浮かぶ。

「あら、まだ抗えるの？　でも…」

レイヴンミストレスはハートウィッシュの耳元に唇を寄せ、甘美な毒のように言葉を囁く。

『無駄よ、ハートウィッシュ。あなたの光は、私の闇に飲み込まれる運命なの』

その囁きが暗示となり、ハートウィッシュの体が小刻みに震え始めた。彼女の額には冷や汗が滲み、まるで最悪の悪夢にうなされているかのようだった。しかし、レイヴンミストレスの術の効果は絶大で、ハートウィッシュはその深い闇の眠りから目覚めることができない。

レイヴンミストレスは完全な勝利を確信し、邪悪な計画の完遂を心待ちにしていた。「世界を永遠の闇で覆い尽くす...それが私の悲願。そして、あなたはその礎石となるのよ、愛しいハートウィッシュ」

レイヴンミストレスの唇に、恍惚とした笑みが浮かぶ。

「さて…儀式の時まではまだ少し時間があるわ。せいぜい、甘美な幻影に囚われ、果てしない夢の迷宮を彷徨うがいい…」

レイヴンミストレスは優雅に踵を返すと、勝ち誇ったように部屋を後にする。彼女のヒールが廊下を叩く硬質な足音が、まるで時計の秒針のように容赦なく響き、だんだんと遠ざかっていく…

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あ、あれ？悪の幹部、先輩ちゃんと似ちゃった…
いや、先輩ちゃんってことにしてもいいか。その場合はハートウィッシュの中の人は後輩ちゃんだな。

fluxで下絵出して、SDXL側で仕上げる実験でした。
flux、えっちな構図がもっといっぱい出せればいいのにねえ。

呪文

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イラストの呪文（プロンプト）

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