海幸彦と山幸彦
むかしむかし、海幸彦(うみさちひこ)と山幸彦(やまさちひこ)という兄弟がいました。海幸彦は漁をし、山幸彦は狩りをして生活していました。ある日、兄弟はお互いの仕事を交換してみようと決めました。海幸彦は山幸彦に漁具を貸し、山幸彦は海幸彦に弓矢を貸しました。
しかし、山幸彦は海で漁をするのが初めてで、兄の大切な釣り針を海に落としてしまいました。山幸彦は兄に謝り、釣り針を探すために海神(わたつみ)の宮に向かいました。海神の宮で美しい海神の娘と出会い、彼女の助けを借りて釣り針を見つけることができました。
山幸彦は釣り針を兄に返しましたが、兄は怒っていました。そこで、海神の娘は山幸彦に不思議な力を持つ玉を与えました。その玉を使うことで、山幸彦は海幸彦を支配することができるようになりました。
兄弟は最終的に和解し、海幸彦は山幸彦に敬意を払い、兄弟愛を取り戻しました。
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