発情した牝猫
ホテルに到着すると、ナノスキンの効果か傍目にはスーツ姿に見えてしまう偽装を施した彼女はフロントに見向きもせずエレベーターホールへと向かう。俺は慌ててチェックインを済ませ、彼女にすがってエレベーターに乗り込んだ。ようやく一息つける、そう思って溜息をついたところ、前に立つ彼女の肩が震え、呼吸が急に荒くなり始める。扉が開き、急いで部屋へ彼女を促すと、彼女はそのままベッドへ倒れ込み、うつ伏せになって動かない。いったい何が、まさかナノスキンの副作用ではないのか、暴れて対処しきれない事態に陥ったらどうする……焦燥にかられながら部屋にあるもので何かできないか、と逡巡し見回したところ、デスクの上にウェルカムドリンクと、便箋が置いてあるのを発見する。中身を急いで読み回すと、案の定ナノスキンの副作用についての注意書きだった。それによれば、ナノスキンによって過剰分泌される体内生成の化学物質、これが脳内に作用すると認知能力や運動皮質が刺激され劇的に身体能力が向上する。代わりに遅効性の麻薬としても作用し、任務成功や生存したことへの高揚感と幸福感が増幅され、何よりも性欲が増すとのこと。思わず内容を二度見してみたが、書いてあることは変わらず、そしてベッドに突っ伏した彼女が急に全身をくねらせ、尻を振り出した。喉から絞り出るような、まるで発情した牝猫のような下品な嬌声が部屋中に響き渡る。このままでは隣室に訝しまれる……と尻を振り四つん這いになった彼女の視線は、俺の下半身、股間に集中している。ここでようやく合点がいった、つまり俺は観測員でも補助員でもなく、彼女を餌付けして落ち着かせるだけの竿役だったのだ。吹っ切れたまま、チャックを下ろし自慢とも思わぬが怖じけるものなき逸物を彼女の眼前に曝してやると、本物の野獣のように喉を鳴らしてむしゃぶりついてきた。
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これ(https://www.chichi-pui.com/posts/b1ced2a9-3ba1-4d48-b881-2aaec7ac7ea2/)の続きとして生成したものの発展しないな、とXに投げて放置していたが。こちらの投稿企画に「四つん這い」とあったので好機とばかりに便乗。ただの四つん這いでは味気がないので、Inpaintで男根を追加し、発情し興奮する様を多少なりとも加味してみた。瞳が♡になったりとかヘッ、ヘッといった効果音を足そうかとも思ったが、そういう技術が我ながら未熟なのでここまで。いずれは体裁を整えて一作品にしたいものである。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
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