すき焼き思案物語 黒猫組 組長 ナニモニャイ
頬をとろけさせて、満足げな笑みを浮かべる。
曲『すき焼き開花宣言』
https://suno.com/song/6e86a45d-c7e0-49d6-ad02-2bf2a4c04dc2
(絵物語)
彼女は猫耳娘のナニモニャイ、文豪と一緒に暮らしている。
そんな彼女は黒猫組の組長でもあり、
平時は鐘鳴会との抗争をしている。
文豪は知らない、彼女の正体を…。
そして、ナニモニャイも文豪には秘密にしている。
知れば、この関係性も終わると思うから…だからこそ、ナニモニャイは一時の平穏に、この何気ない時間が好きだった。
「どうしたんだ、ナニモニャイ、何か深刻そうな顔をして」
「いや、私って、こうゆう日常過ごしたことがなくって、いつも、バタバタしててさ…」
肉を見つめる。抗争の中でも命を奪ってきた記憶が脳裏をよぎる。代理戦争…黄昏梟と越夜隊がそれぞれの組のバックにつき、武器や戦力を送っている。
すぐに終結することのない、戦い、復讐の連鎖…報復…悲しみ…
悲しみの坩堝が彼女の胸にじんわりと感じさせた。
今なら、言えるのか、しかし、一歩引く、進みたいけども進めば後悔の道を、文豪を巻き込んでしまうのかと…可能性を巡らす。
秘密でなければ…次第に彼女は文豪の飯を見つめる。
「食べたいのか、ナニモニャイ」
「いや、別に…」
「たくさん食べな」
「にゃう」
彼女は差し出されたものを振り払う
「あなたにはわからないわよ!このどうしようもない、苦しみを」
ナニモニャイは扉をでる。
「ナニモニャイ…」
文豪は彼女の心のうちにある秘密をまだ知らない。
彼女が黒猫組の組長として、ニャワバリの裏社会を率いていることに…
のし掛かる重圧と仲間の命の重さを日々、考えながら…
ナニモニャイは生きていることを
文豪は知らない。
見えない情報の裏に隠された心情…
把握する気持ちを…文豪は物語にして
綴った。
〈なぜ、彼女は怒ったのだろう、感情とはまるで嵐のごとき激しさと、冬の夜空に見える儚き無情が混在している。僕は君にとっての悩みの種だということは理解する。でなければ、無関心、平穏に取り繕うだろう。仮面を隠し日常のままに…されど…彼女は僕を避けた。つまり、仮面では覆うことのできない悲しみを抱いて…故に、知りたい、そして、本当の君に近づきたい〉
文豪は紙に書き、それを持って彼女を追いかける。
「ナニモニャイ、君と会った日を僕は覚えている」
荒んだ気持ちに現れた、文豪の本を持って訪れた猫耳…
「君に救われた…だから今度は君を知る」
紙を渡され読む彼女、涙を流し夜空の下で抱擁をかわす人と猫耳…
(猫メモ)
昭和レトロ的なのをテーマにした企画をやってみたいなと思いました。
ちなみに3枚目は箸を持たせなかったら、手掴みで食べてました。
なので、食べ物を食べさせる時はフォークやスプーンをプロンプトに書きこんでおきたいですね。
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。
イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 30
- Scale 7
- Seed 3601700793
- Sampler
- Strength
- Noise
- Steps 30
- Scale 7
- Seed 3601700793