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第3話 清楚な美少女がいきなりビッチにはなるのはファンタジーすぎる

使用したAI ちちぷい生成機能
前回までのあらすじ
授業中居眠りしていたら隣の席の女子が胸(下着)を見せてくれた。しかも放課後に触らせてくれるらしい。俺は期待と不審と不安にさいなまれて悶々としたまま授業を受けた。

第3話
女子の胸を実際にじっくり見たことはない。エロ画像やエロ動画はまあ、人並みに見ている。しかし実際に肉眼で確認するのとは起こる感情が全く違った。
今まで胸を見たことはないが、中学生の頃に同級生の谷間が見えたことはある。体育祭の時、ある女子の体操服の隙間からくっきり分かるほど谷間が出来ていた。それからしばらくその映像を思い出しながら自分を慰めていたのは誰にも知られてはならない。

授業が終わると焦燥感のようなものが酷くなった。動機が収まらない。隣には秋山さんが座っているが彼女のほうを見ることが出来なかった。トラブルに巻き込まれるのも怖かった。
教室からは次々に生徒が出ていき、数分後には俺と隣の席にしか生徒はいなくなった。
俺は全ての感情を振り切って、着席したまま勢いよく体を右に向けて、秋山さんに声をかけたが上手く声が出なかった。
「ンあっ秋山っさん!」
「うわっ」
「え?なに?」
「ごめん勢いすごくてビビった」
「っごめん」
「いいよいいよ」
彼女は顔の前で小さく右手を振って答えた。表情は少し戸惑っている。自分の席に座って机にうつ伏せになり、腕を組んでその上に顔を乗せている。顔だけはこっちを向けてはいるが俺が見えていない感じがする。俺は言葉を繋いだ。
「えっ…と放課後になりました…ね」
「なんで敬語w」
相手の表情が少し柔らかくなっていたので俺はほっとしていた。
「あの…放課後まで残って欲しいって」
「うん」
あくまで「あなたの提案で俺はここにいるんだ」という体裁を取ろうとしている自分に嫌悪感を覚えていた。彼女の提案を無視することは出来なかった。異常な状況とは言え女子とこういう時間を過ごせるのが楽しいのかもしれない。
秋山さんは明らかに困惑していたし狼狽していた。だが彼女を急き立てるのは躊躇われた。俺は彼女が説明を始めるのを待った。唇がカサカサに渇いているのに気が付いたころに秋山さんが声を出した。
「ごめんね」
「え?」
「残ってもらっちゃって」
「それは大丈夫」
「えーとね、あと、見てくれてありがと」
「はい?」
「私の胸」
秋山さんは机に突っ伏したまま俺との会話を続けている。表情はまた硬くなっていた。しかし俺はついに話が核心に迫っていくのを感じて動悸が1段階上がった。少し呼吸が荒くなり苦しくなった。
「うんまあ、え?ありがとう?」
「見てもらいたかったの」
「そうなの?」
「うんそう」
そこで秋山さんはニヤッと笑った。まるで急に何かに気が付いたようなタイミングだった。
「あ恥ずかしいところ見られて興奮するタイプとかじゃないよ?私はそういう変態じゃないw」
思わず噴き出してしまった。緊張感から解放された俺は思わず言ってしまった。
「じゃ秋山さんて変態なの?」
「ちがうよwそういう変態じゃないけど変態ではあるってことじゃないw」
俺の言いたかったことがすぐに理解してもらえて俺は嬉しかった。秋山さんも緊張していたのかもしれない。彼女は楽しそうに会話を続けた。
「でも私も男子に胸見せてお礼言ってるから変態かもw」
「それは分かんないけど」
「あと、告るわけじゃないから安心して」
「そうなん」
俺はちょっとがっかりしていたのかもしれない。しかしここではそれより先に解決したいことがあった。
「俺に見られて嬉しかったの?えと…胸」
「嬉しかったっていうかさ、お礼したかった」
「おれい?」
おいおいおいどこへ行くんだこの話は、さらに動悸が1段階上がった。一瞬「おれい」という言葉の意味が分からなかった。それが「御礼」ということだと理解するのに1秒かかった。
「お礼って?何の?」
「桧山君は覚えてないかも」
「お礼言われるようなことしてないと思うけどな…」
「この前さ、男子に絡まれた」
「そうなん?」
「うん。絡まれたっていうかさ。この前、男子が私の横通る時にでっけえなあって言って。そん時はそれで終わったけど、そのあとそいつがまた私の横通って、そん時は二人でさ、またでっけえなって。今夜のおかずにしちゃおっかなみたいなことをボソボソ、ギリ聞こえるくらいの声で言ってんの。ウザかった。」
「あー」
「そん時そいつらに注意してくれたでしょ」
「そうかもしらん」
「うれしかったよ」
彼女は組んだ腕の中に顔をうずめた。「うれしかったよ」は腕の中で言ったのでくぐもった声になった。
 確かにそういうことがあったのは覚えている。秋山さんの横で小声で彼女をからかっていた奴らに一言「そういうのキモイからやめたほうがいいよ」と言ったことがあった。ただし秋山さんの横ということは俺の横でもあるわけだ。そこが重要なポイントだ。
他人に構いたくない俺がトラブルに介入したのには理由があった。俺はその日の数学の小テストに心を奪われていた。そのために必死で自分の席で勉強していた。内緒にしてほしいが現代文の授業中にも数学の勉強をしていた。かなり焦っていたしイラついてもいた。
そんな時に俺の横で女子の胸がでけえとか小声でボソボソからかってる奴らがひたすらウザかったから注意したまでだ。ほとんど話したことない奴らだったがそいつらもおとなしい感じの陰キャ2人で、怖くなかった。俺もおとなしい感じの陰キャなのはここでは棚に上げておこう。だから決して正義感からの行動ではない。秋山さんにお礼を言われるような行為ではなかった。
「でも、触らせるって、その、お礼のしすぎじゃない?」
俺は一番気になっていたことを言葉を選びながら聞いてみた。
「まあそう思うよね」
彼女は顔を上げて俺の顔を見つめた。俺は思わず視線を逸らした。なんだか怖くなった。
「うーん、私がお願いするんだから、やっぱり正直に言うべきかな」
俺は何を言えば言えばよいか分からなかった。
「お礼だって言うのはほんと。嬉しかったからそのお礼。でも見て欲しいとか触って欲しいって言ったのは私の願望かな」
「そうなん?」
「興奮するとかじゃなくてね、興味があってさ、そういうのに」
俺はまさか、と思った。この展開はエロ漫画とかでよくあるあれなのか。
「あーでもえっちしたいとかじゃないよ。期待させちゃったのならごめん。それは絶対にないし、桧山君はそういうの期待するほど単純な人じゃない気がする。むしろトラブルに巻き込まれたくないタイプなのかなって思ってる」
「お、おう」
もももももちろん期待などししししていない。少しがっかりしただけだ。
「そういうの興味あるから誰かと話したいし、一人じゃ満足できない時もあって、最初はTwitterでそういう相手探してたけどヤリ目ばっかりで。すぐ会おうとかいくらでヤらせてくれるのかとかそうなるから嫌になって」
「うんうん」
「なんでゆっくり私のペースに合わせられないのかなってわがままなこと考えてたらもっとイライラしちゃった。男の人って結論が早すぎるんだよね。」
「そうかも」
「わっけわかんないよねえ。頭おかしい女って思っていいよw」
「そんなことないよ」
「優しいねえ」
「つまり、秋山さんとしてはそういうのに興味あって、そういう話したいけどすぐにえっちしようってなるから嫌になった。でも俺になら胸見せてもすぐにえっちしようってなりそうにないから、ってそういうこと?」
「すっごい!」
秋山さんは顔を起こしてびっくりしている。
「私の言うこといきなりそこまで理解してくれたのは初めてだな」
「そうなん?」
俺は最早それしか言えなくなっていた。すっかり彼女のペースになっている。
「だからここから恋愛に発展して都合よくやらせてくれるとかも」
「もちろん思ってないよ」
「よかった」
なんとなく流れがつかめてきた。それにしてもひとつだけ分からないことがあった。
「でもさ一つ聞いていいかな」
「いいよ」
「見られて興奮するわけじゃないならエロ話だけすればいいんじゃないかな。そもそも何で見せたいって思うのかな」
「ばれたか」
「答えたくないなら無理に答えなくていいよ」
「少し見せたい気持ちはある。でもそれで興奮するとかじゃなくて喜んで欲しいのかもしれない」
「なるほど」
それは何となく分かる気がした。
「だから触ってくれたら嬉しい」
「胸を?」
「そう」
「俺としては秋山さんが無理して俺を喜ばせようとしていないかが気になる」
「そんなことないよ」
「ほんとに?」
秋山さんは急に真顔になった。
「鋭いねえ」
「はい?」
「私って胸大きいでしょ。だからそればっかり見られて、いやな気にもなったけど、胸見てる人は私のこと認めてくれるのかなって気にもなった」
「でもそれだと胸にしか興味ない人ばっかり集まってくるよ」
「それでもいいんじゃない?私友達いないし」
「俺は楽しいけど」
「え?」
「初めて話したけどこうやって話してるの楽しいよ」
秋山さんが上半身を起こした。そしてしっかりした口調で言った。
「わたし今日初めて桧山君と話したからよくわかんないけど、私も楽しい」
「それでいいんじゃない?」
「うーん、そういう単純な話じゃないんだな」
秋山さんは制服のボタンをいくつか外すと身体を俺の方に向けた。見事な景色がそこに広がっていた。
「やっぱ触っては欲しいかな。でも分かってるよね」

俺は秋山さんの言うことが分かる気がしていたが自信がなかった。

続く

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