Untitled 2024-03-23
「陽芽……奥まで、入ったよ」
「うん……」
背中にぎゅっとしがみついた陽芽の吐息が、落ち着いたものに変わっていく。ゆっくり腕の力を緩めると、小さな声でひっそりと囁いた。
「ねー……ハルにい。ちゅー、して」
「陽芽……」
「ふ……ぁぅ……。あっ……んぅっ……ちゅっ」
こたつに入りながら、お互いの身体を密着させる。熱気の中で触れ合う肌と肌が、しっとり汗ばんで蕩けてしまいそう。
浅い膣内を、ゆっくりと深く、繰り返し穿つ。
先端が膣奥に当たるたび、陽芽の身体がぴくん、ぴくんと震えた。
「んぁ、ぁ、ぁ、ぁ……。ひめ、きもちー、よ……。ハルにいの……、おなかのなかで……もっと、もっと、とん、とん、って、してぇ」
とろけるような優しい声が耳朶をくすぐった。痺れるような射精感が腰の奥にこみ上げ、限界へと近づいていく。
「陽芽……もう……っ」
「んぅ……いい、よぉ……。ハルにいのせーし、ひめの中で、ぴゅーって、して」
「陽芽……っ!!」
「んぅぅっ!? ん、ん、ん、んぅっ! ぁ、ぅ、んっ、んっ、んぅ……!」
繋がった部分からぱちゅ、ぱちゅ、と腰がぶつかる湿った音がする。
陽芽、陽芽、陽芽っ!! 口内を貪りながら心の中で名前を呼び続けると、それに応えるように陽芽も必死で背中にしがみついてくる。這い上がる快感と酸欠で、頭の中が真っ白に塗り潰されていく。俺は小さな身体をかき抱きながら、限界まで高まった熱をめいっぱい膣内へと解き放った。
呪文
入力なし