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ラルフ

使用したAI Stable Diffusion
フラール紀年法 第二の魔王顕現より7年

第二次ローラ戦争の間やすみなく続いたゴラスファンの噴火は、バルスカ全土を灰の底に沈めて、なお終わらなかった。
ルヴァン人とフラール人がバルスカを棄て、海の東の向こうにたどり着いてもなお
その灰は彼らの頭上に降り注いでいた。
────
フラール人は現在の北バルアーン ポラス地域から東の大陸に上陸し、食料を求めて平地を探索したが、そこはバルスカと同様に荒廃し、草の根や木の皮まで食べ尽くされていた。


バルアーンは、遠くバルスカの対岸に位置し、偏西風に運ばれたゴラスファンの灰は、南北にそびえる険しい山脈にぶつかり、この地に降り積もっていた。

山沿いに南下しつつ、いよいよ不毛の地にたどり着いたフラール人たちは

アスターダール ウェノーサン
ベンム ビスティーク ウード
(この地には、もはやなにも生えていない)

と言って引き返したので
山脈南端の不毛の地は
ベンビスティーと呼ばれるようになったと言う。
────
こうしてフラール人は、さらに東を目指して山に入った。
その入り口にささやかな拠点を構え、ラスフ(山のはじめ)と名付けた。

これは後にラルフ(神のはじめ)と改められ、ドルガ山脈西端の南北に伸びる山岳を指してラルフ山脈と呼ぶようになった。

この時代のフラール人、あるいはこの地域のフラール人をラルフ人と呼ぶこともある。

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