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まゆ子との再会を喜んだキワミは

夜もふけたので、一緒のベットで寝ることに、もちろん、何も起きないわけがなく…。

眠れなかった、隣にまゆ子がいて、
大切で、愛おしいまゆ子がいると思うと
心臓の鼓動が理性でおさまりそうになく…
まゆ子の方を向く。

彼女の方も僕をみていた。

「キワミくん…Hしようよ…久しぶりにさ」

「まゆ子…」

彼女は自身の膣の辺りを触り

「陰毛もさ、フサフサだよ、ほら、触って、キワミくん」

「うん、あっ、」

布越しでも分かる陰毛の量が手触りでも分かる。

「キワミくんの陰毛と私の陰毛を触りあいたいな」

まゆ子は僕の股間を触る

「あっ固くなってるね、キワミくんのおちんちん」

「まゆ子の方こそ」



まだ、僕らは脱がない
布の先の体を想像するのだ。

「キワミくんのおちんちんとボーボー」

「まゆ子のまんことボーボー」

互いの股間部分が濡れてゆくのを感じて…

「脱ごう…キワミくん、下着に…さ」

「あっあぁ、まゆ子、その前にキスをしたい」

「いいよ…んっ」

まゆ子の舌と僕の舌が絡み合う
幼い頃から一緒に育ってきた舌の
感触を確かめながら
僕らは愛に堕ちてゆく。

まゆ子の服を口づけを交わしながら、
愛の言葉を囁きながら、脱がしてゆく。

対する、まゆ子も僕の服を脱がしていった。

「キワミくんの心臓の音が聞こえる」

小さな体に宿る生命、僕らは互いに、
絶望によって殺され死んだ。
まゆ子は焼かれ、僕は刺され、
共に肉体は朽ち果てた。
そして、今の僕らはこうして、
肉体をえて生きている。

まゆ子の頭と僕の頭を重ね合う
同じように骨と骨、
頭蓋骨の感触が皮膚を通して伝わる。

「まゆ子、暖かいな」

「キワミくんの方こそ」

体を密着させ、抱き寄せる。
まゆ子の鼓動を感じる。

嫋やかな胸の感触と
乳首がたっているのが
布越しでも分かるほどだった。

「生きてる…まゆ子がここに」

「キワミくん…大好き…」

まゆ子の肋骨の感触と、
僕の肋骨の感触…そして、
固くなって勃起してゆく息子が
パンツ越しであれど彼女の下腹部に当たる

「キワミくん、固くなってるね…えへへ」

まゆ子の微笑み、小さな体に
元気と情熱、愛がつまって、
僕の前に現れし天使だった。
幼い頃から知っている君へ、
僕も笑顔で応える。

「まゆ子も固くなってるな」

「ふふふ、本当だ、キワミくんと一緒に生きてるのが嬉しいから…かな…」

まゆ子は頬を染め、僕の方を見る。

「私ね…炎に焼かれて死んだ時、それでも消えないものがあることを知ったの…」

「………」

僕はまゆ子をじっと見つめ、彼女の話を聞く

「例え、体が朽ち果てても、思いや魂は消えないって、器が消えても、この魂は本物なんだって知れたから」

彼女は胸に手を当てながら、話すその姿は、まさしく、生命の花と呼ぶに相応しい人物だと感じた。

「まゆ子…僕は君と巡りあえて嬉しいよ」

「私も…同じだよ…」

僕らは深いキスを交わす。
舌を絡ませ合い、熱と熱を互いに
感じ合いながら、僕らは布越しではなく、
かつての楽園の時のアダムとエヴァのような

姿になるべく、布で隠すことをやめ、
裸になる。

僕はブラジャーのホックを外すため
彼女の小さき背中の方に手を回す。

一方でまゆ子の方は僕のパンツに
手をかけ脱がしてゆく
露になる乳房に僕はしゃぶりつく

「あっ、あっ、キワミくん、うっあっ」

まゆ子の小さいながらも、分泌されし
母乳の味は、優しく温もりがあって
愛がこもっていた。

「まゆ子…美味しいよ…」

「喜んでもらえて…嬉しいな」

彼女の瞳をまっすぐに見つめる。
吐息を感じながら、僕はパンティーに手をかけて下ろす。

股の辺りには毛がしっかり生えていて、
彼女は1人の大人の女性なんだと、
感じる部分だ。

まゆ子の毛と小さな胸、そして、太眉
うなじの部分を触る。
そして、脇毛も少しばかり生えていた。

「キワミくん、好きだよね、腋毛も…」

「うん、好きだよ…まゆ子」

互いの体の毛の部分を舐めたり嗅いだりした。僕はまゆ子の陰門の毛を見つめ、舐める。対して、まゆ子は僕の陰茎の周りに生えた毛を舐める。

互いの毛、性器から分泌される愛液を互いに口に含み飲む。

お互いの愛の気持ちが、脳情報を介して、
液体となって放出されると思うと僕の陰茎はますます固まった。

「まゆ子の液体も美味しかったよ」

「キワミくんの精子もおいひい」

互いの愛液の良さを語り合う。
好きがつまった時に放出された液体、
体内全ての情報が凝縮されて出てきたように僕は感じた。

生命の可視化、好きなものを伝える時に出てくる、人間の反応…

「あのさ、キワミくんと一つに繋がりたい」

まゆ子は僕の体の上に胸を押しつけて、
じっと見つめる。
吐息が心臓の辺りに当たり、鼓動が早くなるのを感じた。
僕は勿論、頷き
僕はベッドに横たわり、彼女は
直立した棒に自身の穴をゆっくりと入れる。
離れないように、手をしっかり握りしめる。

「久しぶりだから、うまく入るか不安だね」

「大丈夫だよ、まゆ子、僕がしっかり君を受け止めるから」

息をあわせながら、僕らは互いの生命のプラグを繋げてゆく。ゆっくりと、着実に、温かな熱を一つにさせてゆく。

「うっ、はぁ、あっ、」

「あが、うっ、ふぅ、はぁ」

僕もまゆ子も喘ぎながら、営みを開始する。汗ばむ小さな体、熱を帯ながら、
その手を固く握りしめて上下に動かしてゆく。

「キワミくん、大好き、これからも、そして、ずっと、ずっと、あなたの側にいて、支えたい…」

「まゆ子…僕も君を離さないよ…」

全身が高揚する、互いの幸せが、胸の芯に
めぐってゆくのを感じた。
互いの骨、筋肉、臓器が、幸せだと、
巡りゆく…血が気持ちよく流れてくのを感じた。

生きてる…生命の躍動をこの身に感じ合いながら、地球から宇宙から見れば、この営みはちっぽけで蟻粒で、取るに足らないことかもしれない…ましてや、人は物のように、死ねば無機質に変わるものだけれども、今、この瞬間、僕とまゆ子の空間は一つの世界、何人も犯されない楽園となっていた。

「まゆ子…大好きだよ…はぁはぁ」

「キワミくん…愛をいっぱい育もうね」

「あぁ」

まゆ子は子宮の辺りに手をやる

僕の生命のバトンが確かに彼女の中に注ぎこまれたのだと確信する。

「生まれてくる子は女の子かな、男の子かな」

「僕はまゆ子の子を懸命に愛したいよ」

「キワミくんの子でもあるものね」

僕らは微笑み、子宮の中に宿る小さな生命の誕生を待ちわびていた。

「キワミくん…ありがとう」

「まゆ子…」

「キワミくんのおかげで、私、たくさんの幸せを感じることができたよ」

眠たげな顔をしながら、僕に微笑む
愛しのまゆ子…僕の方もだ。

太眉で小さい体だけど、芯の強い君だからこそ、憧れて愛そう、共に歩もうと感じたのだから…

「まゆ子…これからも、よろしくね」

「うん…それじゃあ、おやすみ」

僕らはしばしの休息を取る、
互いに裸のまま眠る
白いシーツの上に裸の男女が
僕とまゆ子がその空間に横たわる。
互いの体は違っていて、遺伝子も違うけど、愛する気持ちを確かめながら、
僕らは手を握り合い、眠りにつく。

一度は闇に殺され、暗黒に沈んだけども、
僕らは誰かのおかげで、こうして生きている。

そして、目が覚め、朝になると
裸のまゆ子が僕に問う。

「キワミくん、一緒にお風呂に入ろ、トイレも一緒にしたり…とか」

まゆ子の眉は愛情の眉、
そして、キワミの変態性はまゆ子にも影響を与え、互いのフェチと生命の営みは更に発展してゆくのを感じさせた。

朝の鳥がチュンチュンと鳴いている。

彼らは互いに人生のパートナーとして、
共に生きてゆくことを誓った。

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